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全身小説家

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  • 平均評点

    75.4点(92人)

  • 観たひと

    149

  • 観たいひと

    26

  • レビューの数

    19

基本情報

ジャンル ドキュメンタリー / 伝記
製作国 日本
製作年 1994
公開年月日 1994/9/23
上映時間 147分
製作会社 疾走プロダクション作品
配給 疾走プロダクション=ユーロスペース
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督原一男 
製作小林佐智子 
撮影原一男 
撮影(イメージ篇)大津幸四郎 
美術(イメージ篇)竹内公一 
音楽関口孝 
整音栗林豊彦 
照明(イメージ篇)吉山清二 
編集鍋島惇 
助監督小林明 
福岡孝浩 
真島洋一 
助監督(イメージ篇)高根美博 
スチール(イメージ篇)高橋昌 
美術協力(イメージ篇)木村威夫 

キャスト

出演井上光晴 
埴谷雄高 
瀬戸内寂聴 
金久美子 母・たか子
山本与志恵 祖母・サカ
磯春陽 崔鶴代
窪田匡哉 光晴(少年時代)
杉山裕哉 光晴(幼年時代)

解説

作家・井上光晴の〈虚構と現実〉を、彼が癌により死に至るまでの5年間を追い描いたドキュメンタリー。「ゆきゆきて、神軍」(87)の原一男監督作品。「地の群れ」「虚構のクレーン」などで知られる戦後派の作家・井上光晴は、昭和52年に佐世保で文学伝習所を開いた。以後全国13ケ所に広がったその伝習所を中心に、彼は各地方で体当たりの文学活動を実践してきた。映画はその伝習所に集った生徒たちとの交流や、そして特に伝習所の女性たちが語るエピソード、文壇で数少ない交友を持った埴谷雄高、瀬戸内寂聴らの証言を通して、井上光晴の文学活動、〈生〉そのものを捉えていく。撮影準備直後、井上にS字結腸癌が発生し、いったん手術は成功するもののやがて肝臓へ転移していく。カメラは彼がその癌と戦う姿も生々しく撮り続けるが、平成4年5月、遂に井上光晴は死を迎える。映画はさらにその井上自身の発言や作品を通して語られた彼の履歴や原体験が詐称されていたということ、つまり、文学的な虚構であったという事実を、親族や関係者への取材を通してスリリングに明らかにしていく。そしてその虚構の風景を、映画はモノクロームのイメージシーンによって再現する。フィクションの映像をドキュメンタリーの中に取り入れることによって、まさに〈虚構と現実〉を生きた文学者の全体像に迫ろうとした、渾身の作品となった。94年度キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、同読者選出日本映画ベストテン第4位。

あらすじ

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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