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2112年 ドラえもん誕生

  • にせんひゃくじゅうにねんどらえもんたんじょう
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  • 平均評点

    69.0点(52人)

  • 観たひと

    132

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル アニメーション / ファミリー
製作国 日本
製作年 1995
公開年月日 1995/3/4
上映時間 30分
製作会社 シンエイ動画=小学館=テレビ朝日作品(制作協力*藤子プロ=ASATSU)
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督米谷良知 
脚色米谷良知 
原作藤子・F・不二雄 
プロデューサー別紙壮一 
増子相二郎 
小泉美明 
木村純一 
作画監督高倉佳彦 
撮影熊谷正弘 
美術明石聖子 
音楽宮崎慎二 
大山のぶ代:(「ぼくドラえもん2112」)
こおろぎ'73:(「ぼくドラえもん2112」)
横山智佐:(「愛しのニャーオ」)
山野さと子:(「ハロー・ドラミちゃん」)
録音浦上靖夫 
編集岡安肇 

キャスト

出演(声)大山のぶ代 ドラえもん(声)
横山智佐 黄色いドラえもん(声)
矢田稔 藤子・F・不二雄先生(声)
佐々木るん 奥さん(声)
よこざわけい子 ドラミちゃん(声)
皆口裕子 ノラミャー子(声)
太田淑子 セワシ(声)
永井一郎 寺尾台校長(声)
たてかべ和也 ジャイロボ(声)
肝付兼太 スネロボ(声)
田中亮一 しごきロボット(声)
西原久美子 王ドラ(声)
伊倉一寿 エルマタドーラ(声)
鈴木みえ ドラリーリョ(声)
松尾銀三 ドクター(声)
佐久間レイ セワシの母(声)
関智一 司会(声)
中村大樹 パトロール隊(声)
大塚周夫 ドルマンスタイン(声)
広瀬正志 黒男(声)
ナレーション藤子・F・不二雄 

解説

大人から子供まで、今や国民的人気を誇るドラえもん。この作品は、ドラえもんはどうして青いのか? どうして耳がないのか? どうして声がハスキーなのか?という疑問に答え、ドラえもんの誕生の秘密をじっくりと観せる。監督・脚色は米谷良知。原作者の藤子・F・不二雄が、ナレーションをつとめている。

あらすじ

マンガ家の藤子・F・不二雄先生は新作のアイデアが浮かばず、困り果てていた。机に向かって考えを巡らすうち、先生はいつの間にか眠ってしまう。2112年9月3日、マツシバ・ロボット工場ではネコ型ロボットが製造されていた。しかし、そのうちの1台がベルトコンベアで運搬されている途中、事故でネジが抜けて転落。危うく焼却炉に落ちるところを、ダンシング・ロボットのノラミャー子さんに助けられた。このロボットこそドラえもんである。ドラえもんは他のネコ型ロボットと一緒に“ロボット養成学校”に入学するが、何をやってもドジばかりで、個性豊かな生徒ばかりを集めた特別学級に編入されることになった。そのクラスにはノラミャー子さんやクマ型ロボットのジャイロボ、ニワトリ型ロボットのスネロボらがいて、四人は仲良く勉学に勤しんだ。そして、養成を終えたロボットたちの晴れ舞台、“ロボット卒業オーディション”の日がやって来る。これは、ロボットたちの個性を気に入ってくれたテレビ視聴者にスカウトしてもらうという彼らにとって出世の場なのだ。ここでもドジを踏んだドラえもんは、1歳の赤ちゃんが間違ってボタンを押してしまったことで、なんとか就職先が決まるのであった。セワシ君の子守ロボットとして働きだしたドラえもんは、ある日、セワシ君がドラえもんの粘土模型を作ろうとして“ネズミロボット”の操作を誤ったために、耳をかじられてしまう。耳を失った姿をノラミャー子さんに笑われたドラえもんは、元気を出すために“元気の素”を飲もうとして、間違って“悲劇の素”を飲んでしまい、三日三晩泣き続けてメッキが剥がれ、声もしゃがれて現在の姿になったのだった。間違った薬を飲んだことを新型妹ロボットのドラミちゃんに教えられたドラえもんは、また間違って“デンコーセッカ”を飲んでしまい、体が止まらなくなる。ところが、その勢いで悪人に攫われたセワシ君を助け出したドラえもんは、一人前として認められて、セワシ君の最も出来の悪い先祖・野比のび太君の元へ派遣されるのであった。目を覚ました藤子先生は、夢で見たそのロボットを早速デッサンする。こうしてドラえもんは誕生したのだった。

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