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海がきこえる

  • うみがきこえる
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  • 平均評点

    75.1点(264人)

  • 観たひと

    426

  • 観たいひと

    22

  • レビューの数

    31

基本情報

ジャンル アニメーション / ラブロマンス / 青春 / ドラマ
製作国 日本
製作年 1993
公開年月日 1993/12/25
上映時間 72分
製作会社 徳間書店=日本テレビ放送網=スタジオジブリ作品
配給 スタジオジブリ
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督望月智充 
原作氷室冴子 
アニメキャラクター・デザイン近藤勝也 
作画監督近藤勝也 
音楽永田茂 
主題歌坂本洋子 
仕上立山照代 
動画チェック藤村理枝 

キャスト

出演(声)飛田展男 杜崎拓(声)
坂本洋子 武藤里伽子(声)
関俊彦 松野豊(声)
荒木香恵 小浜祐実(声)
有本欽隆 里伽子の父(声)
さとうあい 拓の母(声)
渡部猛 校長(声)

(C)1993 Saeko Himuro/Keiko Niwa/Studio Ghibli, N

解説

『月刊アニメージュ』に連載された氷室冴子の同名小説を原作に、スタジオジブリの若手スタッフが中心となって1993年にテレビ放送用に製作された長編アニメーションを劇場公開。高知から東京の大学に進学した杜崎拓は、街中で武藤里伽子の姿を目撃。それを機に、拓は里伽子と出会った頃を思い出す……。声の出演は『機動戦士Zガンダム』の飛田展男。監督は「めぞん一刻 完結篇」『勇者指令ダグオン』の望月智充。キャラクター設計と作画監督は、雑誌連載時にイラストを担当し、「おもひでぽろぽろ」などを手掛けている近藤勝也。Filmarksのリバイバル上映プロジェクトにより、2025年7月4日(金)より3週間限定上映。

あらすじ

土佐・高知の名門私立で中・高六年間を過ごした杜崎拓は、東京の私大に合格、無事ひと学期を終え、帰省のため高知行きの飛行機に乗り込んだ。機内でクラス会の通知を眺めながら、彼は武藤里伽子と出会った“あの夏”を思い出す。中三の時、学校側の一方的な判断で修学旅行が中止となり、拓はその騒ぎのなかで松野豊と知り合う。しっかりと自分の考えを持ち、行動している豊に、拓は尊敬に近い想いを抱き、二人は親友になった。高校二年になって、里伽子が両親の離婚により東京から母の故郷・高知へやってくる。成績優秀、スポーツ万能の彼女は編入と同時に一躍有名人となった。だが彼女はクラスメートに馴染もうとせず、目立つだけに女子からは反感を買い、男子からは敬遠され、クラスでは浮いた存在となっていた。それでも豊は気の強い里伽子に惹かれ、何かと面倒をみていた。拓は豊が遠くに行ってしまったような淋しさを覚えるのと同時に、都会から来た女の子に豊の良さがわかるものかと、里伽子に腹を立てていた。その年、修学旅行先のハワイで里伽子はお金をなくしたからと、拓に六万円を借りる。それを返してもらわないまま時が過ぎ、彼らは高校三年、同じクラスになる。ゴールデンウィーク初日、拓は里伽子の唯一の友人、小浜祐美の電話で高知空港に呼び出される。里伽子と祐美は二泊で大阪のコンサートにいくはずだったが、突然里伽子が『東京へ行って、パパに会う』と言い出したという。彼女はハワイで借りたお金を東京行きの費用にあて、着実に計画を練っていたのだ。拓は取り乱した祐美を家に返し、里伽子を東京の父親の許に送ることにする。だが父親はすでに別の女性と暮らしており、娘の訪問を歓迎してはくれなかった。行き場を失った里伽子は、泣きはらした目で拓の泊まっているホテルを訪れる。拓にしがみつき、泣き続ける里伽子。土佐に帰った二人は、それぞれの想いを胸に秘めたまま、卒業していった。

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