男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

走れメロス

  • はしれめろす
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    75.8点(5人)

  • 観たひと

    16

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル アニメーション / 文芸 / ドラマ
製作国 日本
製作年 1992
公開年月日 1992/7/18
上映時間 107分
製作会社 朝日新聞社=テレビ朝日=新潮社=電通提携作品(製作…ビジュアル80)
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ フィルム
音声 ドルビー
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督おおすみ正秋 
脚本おおすみ正秋 
原作太宰治 
製作総指揮東山晃之 
小田久栄門 
佐藤俊一 
数原英一郎 
入江雄三 
プロデューサー石黒光一 
キャラクター・デザイン沖浦啓之 
作画監督沖浦啓之 
撮影森下成一 
美術大野広司 
音楽小田和正 
主題歌小田和正 
音響監督山田悦司 
編集辺見俊夫 

キャスト

出演(声)山寺宏一 〔声〕メロス
小川眞司 〔声〕セリヌンティウス(セリネ)
中森明菜 〔声〕ライサ
小林昭二 〔声〕テオニシウス二世
水沢アキ 〔声〕王妃フリューネ
坂口芳貞 〔声〕アレキス
近藤洋介 〔声〕ガンダルス
青野武 〔声〕ガリッバス

解説

紀元前4世紀ギリシャを舞台に、人間の友情と信頼の美しさを力強く描いた太宰治原作のアニメ映画化。脚本・監督は「海だ!船出だ!にこにこぷん」のおおすみ正秋。作画監督は「ヴイナス戦記」の沖浦啓之がそれぞれ担当。

あらすじ

紀元前360年、秋。シシリア島シラクサの国王テオニシウス二世は、人を信じようとせず、些細なことで犯罪者を処刑する暴君として君臨していた。たまたまその宮廷に入り込んだ羊飼いの青年メロスは、不審な侵入者として捕らわれてしまう。そして王はメロスに処刑を宣告する。メロスは妹の婚礼のため、3日間だけ村に帰らせてほしいと頼んだ。その願いに王はメロスの身代わりを要求。その時、石工のセリネが身代わりを買って出る。「もし、3日間後にメロスが戻らなければ、セリネを処刑する!」との王の言葉を受けて、メロスは必ず戻ると約束する。もちろん約束を守って戻れば自分が処刑される。帰らなければ命は助かるが、自分を信じて身代わりになってくれたセリネが処刑されるのだ。メロスに与えられた期限は3日。翌日、村に着いたメロスは、驚く妹や婚約者を尻目に、村長たちを説得して、その夜に結婚式を済ませてしまった。そして夜明け前、稲妻が光る豪雨をついてメロスは村を後にした。信じてくれるセリネとの約束を命がけで守るため、必死で走るメロスの前に立ちはだかる数々の困難と障害。空は荒れ狂い、川の流れはうなりをあげる。照りつける太陽と極限の疲労が悪魔のささやきのようにメロスの信念を揺さぶる。また、メロスの裏切りを期待する王の部下が行く手を阻もうともした。だが、メロスは、それでも自らの足でシラクサまで走り続けた。そして、3日目の日が傾き始め、広場ではセリネを処刑する十字架の準備が進められていた。その時、メロスは現れた。再会を喜び会うメロスとセリネ。そんな2人の姿に王は初めて自分の過ちを認め、2人を解放するのだった。

関連するキネマ旬報の記事

1992年9月下旬号

日本映画批評:走れメロス

1992年8月上旬号

グラビア《Coming Attractions》(新作紹介):走れメロス

特集 走れメロス:おおすみ正秋 インタビュー

特集 走れメロス:作品論

特集 走れメロス:原作について

日本映画紹介:走れメロス