オーストラリア。CFカメラマンのハーヴィー・デントン(コリン・フリールズ)の身に奇妙な出来事が起きる。留守番電話には謎の男の声、訳も分からず当局の連中に脅かされる等々。安全保障情報局に乗り込んだ彼は、諜報部員トレビルコック(ジャック・トンプソン)から、ハーヴィーの父は1954年にイギリスによる核実験で被爆、その死体が発見されたことを教えられる。記録映画のカメラマンであった父は核実験に関する機密をカメラに収めており、何者かによって殺されたらしい。父の死の謎が隠されたフィルムを追って、ハーヴィーは核実験が行われたマラリンガ近郊へ向かう。ハーヴィーはマラリンガで留守番電話のメッセージの主、元英国兵プロスパー(ドナルド・プレザンス)と出会い、彼の案内で“爆心地”へ。そこで、ついに父のフィルムが発見される。