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銀座化粧

  • ぎんざげしょう
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  • 平均評点

    73.1点(95人)

  • 観たひと

    145

  • 観たいひと

    12

  • レビューの数

    25

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1951
公開年月日 1951/4/14
上映時間 87分
製作会社 伊藤プロ=新東宝
配給 新東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

演出成瀬巳喜男 
脚本岸松雄 
原作井上友一郎 
製作伊藤基彦 
撮影三村明 
美術河野鷹思 
音楽鈴木静一 

キャスト

出演田中絹代 津路雪子
西久保好汎 津路春雄
花井蘭子 佐山静江
小杉義男 葛西英治郎
東野英治郎 菅野平兵衛
津路清子 マダム幸子
香川京子 女給京子
春山葉子 女給弓子
明美京子 女給朱美
落合富子 女給かほる
岡龍三 岡本龍治
堀雄二 石川京助
清川玉枝 杵屋佐久
柳永二郎 杵屋清吉
三島雅夫 藤村安蔵
小倉繁 桜井忠弥
竹中弘正 ポイントの鉄
田中春男 白井権六

解説

製作は「若さま侍捕物帳 謎の能面屋敷」「女左膳」の伊藤基彦、井上友一郎の原作を「桃の花咲く下で」の岸松雄が脚色し、「薔薇合戦」の成瀬巳喜男が監督に当たっている。主なキャストは、「おぼろ駕篭」の田中絹代、「桃の花咲く下で」の花井蘭子、「赤い鍵」の堀雄二、それに香川京子、東野英治郎、柳永二郎、三島雅夫、田中春男など。

あらすじ

雪子は、十何年銀座で女給をしている女である。焼け残った新富町界隈の長唄の師匠杵屋佐久の二階を借りて、昔の情人藤村との間の子供春雄と暮らしている。その藤村は、戦後落ちぶれて、相変わらず雪子に小使銭をせびりにくる有りさまだった。昔の朋輩静江は、葛西という関西商人の世話になってのんきに暮らしているが、いつも雪子に旦那を持てとすすめるのだった。雪子の勤め先の酒場のマダム幸子が、二十五万円金策出来なければ店を手放さなければならないと相談をもちかけて来たとき、雪子はその金策のため、静江のすすめる男の世話になろうとしたが結局はそんなことも出来得ない彼女だった。路上の疎開していた村の素封家の息子石川京助が上京したとき、静江は旦那が上京中のこととて、案内役を雪子にたのんだ。村の観測所に勤める京助から、朴訥な調子で星の話など語られると雪子はふと忘れていた少女時代を思い出して、ロマンチックな気持ちになり、この京助と結婚して田舎へ住むことを考えたりするのだった。しかし、春雄が見えなくなったという知らせに、おどろいて家に帰り、芝居見物の案内は、妹分の京子にたのんだ。幸い春雄は帰って来た。が、京助と京子は一晩のつき合いで愛し合うようになり婚約をして、いずれ京助が京子を迎えに来ることを約束して帰って行った。雪子はふと抱いた仄かな希望を忘れて、また夕方になると相変わらず銀座へ通うのだった。

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