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父恋し

  • ちちこいし
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  • 平均評点

    36.7点(3人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1951
公開年月日 1951/3/9
上映時間 66分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督瑞穂春海 
脚本長瀬喜伴 
製作小倉武志 
撮影布戸章 
美術逆井清一郎 
音楽田代與志 

キャスト

出演若原雅夫 牧田雄二
三宅邦子 志村早苗
美空ひばり 恵美子
北龍二 岱石
滝謙太郎 三吉
桜むつ子 富子
文谷千代子 おたい
清水一郎 村井
高屋朗 旅の薬屋
奈良真養 医者

解説

製作は、「情熱のルムバ」の小倉武志で、同じく長瀬喜伴が脚本を書き、「お嬢さん罷り通る」の瑞穂春海が監督に当たっている。配役陣は、「ザクザク娘」の若原雅夫、「帰郷(1950)」の三宅邦子、「とんぼ返り道中」の美空ひばり、その他清水一郎、桜むつ子、文谷千代子、北龍二などの脇役に新人滝謙太郎が出演している。

あらすじ

牧田雄二は、ギターの流し歌手として、港の温泉町へやって来た。そこは十三年前、志村早苗との恋に破れた思い出の土地で早苗は、今では娘の恵美子と父岱石を残して東京のバアへ働きに出ていた。時折帰って来る母を待って、恵美子はよく波止場へ出て歌をうたっていた。そのうたは、かつて雄二が作曲して、早苗しか知らない歌であったことから、雄二は恵美子が自分と早苗との子供であることを知った。恵美子は母に逢いたさに、「エミコビョウキ」の偽電報を打った。早苗はこの電報のために、父岱石の病気のときに借りた金を種に言い寄る村井の毒牙を逃れて港町へ帰って来た。そして町を流す雄二の姿を見かけたが、雄二は、「恵美子の父として恥ずかしくない人間になってきっと訪ねて来る」と置き手紙して再び姿を消してしまった。早苗は、翌日すぐに恵美子を連れて上京するが、雄二の居所をつきとめぬまま日を送るうち、ある日新聞で作曲コンクールに一等当選した雄二の名をようやく発見することが出来た。しかし雄二は病床にふして、コンクール入選発表会には出られぬ状態であった。そこで恵美子は父に代わって舞台に立ち、病院では十数年振りで初めて晴れて結ばれた雄二と早苗が、ラジオを通してわが子の唄にきき入るのだった。

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