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野良犬(1949)

  • のらいぬ
  • A Stray-Dog
  • ----

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  • 平均評点

    79.1点(335人)

  • 観たひと

    590

  • 観たいひと

    33

  • レビューの数

    62

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1949
公開年月日 1949/10/17
上映時間 121分
製作会社 映画芸術協会=新東宝
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督黒澤明 
脚色菊島隆三 
原作黒澤明 
製作本木莊二郎 
撮影中井朝一 
美術松山崇 
音楽早坂文雄 
録音矢野口文雄 
照明石井長四郎 

キャスト

出演三船敏郎 村上五郎刑事
志村喬 佐藤刑事
清水元 中島主任警部
永田靖 阿部捜査主任
河村黎吉 スリ係老刑事市川
淡路恵子 並木ハルミ
三好栄子 ハルミの母
木橋和子 佐藤の妻とみ
岸輝子 スリのお銀
木村功 遊佐
山本礼三郎 本多
東野英治郎 桶屋のおやじ
本間教子 桶屋のおかみさん
千石規子 ピストル屋のヒモ

解説

「不良少女(1949)」「風の子」の本木莊二郎の製作で、黒澤明の原作を新人菊島隆三が脚色。演出は「静かなる決闘」の黒澤明で撮影は「青い山脈(1949)」の中井朝一の担当である。出演者はストーリーの関係で大勢を動員「酔いどれ天使」「静かなる決闘」の三船敏郎、志村喬をはじめ、俳優座の出演をはじめ、第一協団、バラ座の一部参加、井田綾子は松竹少女歌劇研究所員より抜てきされた。

あらすじ

射撃練習を終えた村上刑事はコルト式けん銃に弾を装てんして無雑作に私腹の上着のポケットにねぢこんだ。彼は連日の活躍に大分疲労を感じながらバスに乗り帰途についたが、途中のバスの中で一大事が起った。それは彼のピストルが盗まれたのである。ポケットに手をやった時はすでに遅く、周囲の怪しい奴が降りたのですかさず後を追ったが残念ながら姿を見失ってしまった。真夏の午下がりの出来事であった。彼は早速警視庁捜査第一課の中島警部に事情を訴え出たが、そのピストルの中には七発の実弾が入っており、事の重大さに今更ながら若い村上刑事は当惑するのであった。何分の処分がきまるまででも、じっとしているわけにもいかないので、中島係長の暗示でスリ係の老刑事市川に相談する。すると鑑識課の手口カードを調べて当時の様子を分析したところ、市川刑事の知っているスリのお銀が捜査線にあがった。気のはやる村上刑事は、市川刑事とお銀の巣へ乗り込んだ。お銀は最初しらばくれていたが、強引な村上刑事の食い下がりにしびれを切らして、場末の盛り場の貸ピストル屋をばく然としらせてくれた。それからというものは村上刑事はボロボロ服に変相して毎日探し歩いた。その甲斐あってか村上刑事は遂につきとめたが責任を感ずる余り失策してしまった。それから村上刑事は淀橋の事件担当刑事の佐藤と一緒に仕事をすることになった。佐藤は熟練者だけあって仲々手際よく事件にあたった、そして貸ピストル屋から端緒を得た彼等は、本多という男に目星をつけた、すぐ手配して本多の逮捕にとりかかったが、彼は後楽園の球場にいるという聞き込みに、五万人という数の中から彼をおびき出し、ピストルに対する警戒をしながら、彼の写真を内外に配布して難なく捕いた。しかしそれで解決したわけではなかった。村上のピストルは本多の背後にいる遊佐新二郎の手もとにあって彼が主役を演じていることがわかってきたからである。村上と佐藤両刑事は次々と捜査網を縮めて行った。そして遊佐の情婦のハルミをつきとめているうちにピストル強盗事件は、村上刑事がピストルを紛失してから三件あったが、彼等は遊佐の所在をつきとめることにすでに成功していた。佐藤刑事は単身遊佐の後を追った、村上刑事はハルミの白状を彼女のアパートで待っていたが、不覚にも佐藤は村上に電話する時に遊佐の弾に倒れてしまった、驚いた村上は急拠かけつけて自分の血によって、佐藤の一命を食い止めた、純情な村上はざんきに耐えなかったが、遊佐が高とびしようとする一瞬ハルミの必死の密告によって、遊佐を引きとめることが出来た。遊佐の手には村上のコルトが握られていた、村上はピストルを佐藤に貸したため持っていなかったが、一発は村上の腕に、あと二発は樹木に流れた。これで七つの弾は全部弾かれた。数日後村上と佐藤は警察病院から街の屋根々々をうれしそうにながめていた。

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