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東京の夜

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基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1947
公開年月日 1947/9/30
上映時間 71分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督水野洽 
脚本小崎政房 
撮影渡辺公夫 
美術高橋康一 
音楽竹岡信幸 
録音米津次男 
照明安藤真之助 

キャスト

出演若原雅夫 杉村順吉
喜多川千鶴 露原マキ
伊沢一郎 川瀬次平
吉川公一郎 近江不二也
平井岐代子 妻加代
美奈川麗子 娘久美子
隅田一男 田端省吾
黒田潤 省吾の仲間
町田博子 町田敬子
三島愛子 笹塚ひろ子
沢田信子 松沢みね
滝謙太郎 矢倉勘吉
特別出演渡辺はま子 

解説

「海の呼ぶ声」の小崎政房の脚本で「お嬢様お手を」に次いで新人水野洽が第二回作品としてメガフォンをとる。カメラは「お嬢様お手を」の協同者渡辺公夫が担当。「田之助紅」「十三の眼」「宵祭八百八町」の喜多川千鶴が東京における最初の出演で「花咲く家族」「女囚36号」の若原雅夫と初顔合せする。

あらすじ

丸の内商事会社のタイピスト露原マキは、従業員の教養講座に音楽を受持つ杉村順吉と帰途のバスで一緒になって、彼が偶然にも同じ引揚者アパートに住む、同じハルピンからの引揚者であることを知る。マキの順吉に対する思慕の念は日増しにつのり、同僚敬子、ひろ子、みねの三人の支持を得て拍車をかけた。ある日順吉からの電話に飛び立つ思いで指定の場所に出かけたマキは久美子という女流画家を紹介され、モデルになってくれと頼まれ、順吉の真意を疑った。その夜マキは順吉を招待したが順吉は久美子の誕生日に招かれて来ず、酔って友人の川瀬を伴ってアパートに帰って来た。酒の回っている順吉の態度はマキの失望を深めた。しかし川瀬は二人の間柄を察し一泊の予定を変更し早々と引揚げてゆく。やがて川瀬の冗談話しから順吉の対象が自分でないと感じた久美子はマキのモデルを断り、順吉に会って真意を知ろうと焦った。順吉をめぐるマキと久美子の感情のもつれを自分の責任と感じた川瀬は、久美子に対し、順吉はマキと結婚すると言明して、二人の幸福のため旅に出るようすすめ、強引に東京駅へ呼び出した。その時、田端という「ハルピン時代のマキの夫」と名乗る男が突如現われ、順吉を殴りつけマキをさらって自動車で逃げようとした。かけつけた川瀬の機知によってマキは危く救われる。意外な事実に大きな心の痛手を受けた順吉は一人寂しくそこを去って旅に出た。失意のマキも一切を諦めて故郷の北海道に帰るべく汽車の客となった。東京に帰った順吉はマキの行動を知って上野駅へかけつける。発車前の一瞬、再び会った二人はかたく手を握って幸福を誓うのだった。

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