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顔役と爆弾娘

  • かおやくとばくだんむすめ
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  • 平均評点

    70.0点(5人)

  • 観たひと

    10

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/12/15
上映時間 93分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督筧正典 
脚本若尾徳平 
製作安達英三郎 
撮影玉井正夫 
美術小川一男 
音楽松井八郎 
録音三上長七郎 
宮崎正信 
照明石井長四郎 
編集岩下廣一 
製作担当者島田武治 
助監督児玉進 
スチール山崎淳 

キャスト

出演中島そのみ 小島久子
沢村いき雄 小島金之助
西条康彦 小島信吉
三橋達也 太田健二
瀬木俊一 吉川光雄
藤原釜足 吉川卓造
都家かつ江 吉川富子
宮田羊容 忠助
中野トシ子 おふく
籏持貴佐夫 花岡康彦
高田稔 花岡晴久
一の宮あつ子 花岡悦子
柳川慶子 佐山玲子
上条美佐保 サリー月村
中村伸郎 幸田
中丸忠雄 五十嵐
三浦敏男 近藤
岩本弘司 乾分

解説

「サラリーマン十戒」の若尾徳平の脚本を、「新・三等重役」の筧正典が監督した下町喜劇。撮影は「頑張れゴキゲン娘」の玉井正夫。パースペクタ立体音響。

あらすじ

小島久子は下駄屋の一人娘だ。負けん気で、鼻っ柱が強い。弟の信吉は、高校生のくせに酒を飲んだり煙草をふかす。キャバレー「ロカンボ」に出入りし、とどのつまりは金が足りなくなり、用心棒の五十嵐に面を張られて帰って来た。彼らのボスは、いまはサツに挙げられているが、幸田という「ロカンボ」の経営者である。現在は支配人の太田健二が一切を切りもりしている。久子は弟の仇討ちと「ロカンボ」へ出かけた。が、意外に穏健な健二に会い、やがて彼の態度に感激してしまった。ショーに予定の歌手が出演できず困っているのを見ると、久子は買って出た。彼女の強心臓と、緊張した時の癖であるシャックリまじりの歌は、客にアッピールした。--ある金満家の社長の息子が、久子を嫁にと言って来た。グレン隊におどされて弱っているその息子康彦を久子が救ってやった時の一目惚れだった。久子は家事見習として社長花岡家に住みこんだ。が、家事は久子にとって苦手中の苦手だ。メリケン粉と片栗粉の区別もつかない。社長夫人の御機嫌を損じ、家を出てしまった。グレン隊が兇悪化してきた。幸田の保釈金を稼ぎ出すためだ。が、彼らの行動に健二だけは批判的だった。幸田が出所したら、足を洗いたいと思っていた。幸田が出所した。幸田は五十嵐らの言い分を聞き、健二をなぐった。久子の父を先頭とする町民がおしかけ、健二をリンチから救った。健二は久子の家に住みこみ、下駄屋の修業をすることになった。健二の抱擁を受けようとする久子の口から、シャックリが飛び出し、健二がおどかしても止まらなかった。

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