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南国土佐を後にして

  • なんごくとさをあとにして
  • Farewell to Southern Tosa
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  • 平均評点

    62.3点(52人)

  • 観たひと

    88

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    14

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/8/2
上映時間 78分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督斎藤武市 
脚色川内康範 
斎藤武市 
原作川内康範 
企画茂木了次 
撮影高村倉太郎 
美術佐谷晃能 
音楽小杉太一郎 
録音米津次男 
照明大西美津男 
編集近藤光雄 

キャスト

出演小林旭 原田譲司
小林旭 兄義之
高野由美 母のぶ
浅丘ルリ子 春江
南田洋子 はま子
中原早苗 麻子
二本柳寛 会津
西村晃 ベレーの寛
内田良平 北村定男
河上信夫 中村
金子信雄 大川
近藤宏 仙吉
峰三平 北村の乾分A
黒田剛 北村の乾分B
瀬山孝司 北村の乾分C
水木京二 北村の乾分D
弘松三郎 コールマン髭の男
清水千代子 仲居の由子
天草四郎 関西汽船の主任
河合健二 建築会社の受付
小泉郁之助 商事会社社員
ペギー葉山 ペギー葉山

解説

ペギー葉山のヒット・ソングを背景にしたサスペンス・ドラマで、川内康範の原作を原作者自身と斎藤武市が脚色、「かわいい女」の斎藤武市が監督した。撮影は「若い豹のむれ」の高村倉太郎

あらすじ

“ダイスの眼”と異名をとる賭博の名手原田譲司は、刑期満了を期に母のぶと恋人春江の待つ故郷高知に向った。刑務所で聞いたペギー葉山の“南国土佐を後にして”が、彼に特攻隊で死んだ兄を思い出させ、彼は心を改めたのだ。亡き兄の許婚者だった、今は東京の料亭つかさを経営しているはま子は、この歌が好きで昔よく歌っていた。譲司が帰郷すると、春江は借金のためヤクザの北村と結婚しなければならぬ身の上となっていた。譲司は港湾事務所に勤め始めるが前科が知られて職を追われた。再び東京に出ようとする譲司をとめる春江に、北村一味の短刀が迫った。が、その時譲司のかつての仲間会津が現れて二人を救った。東京に出た譲司は、ペギー葉山に会って勇気づけられ、はま子のもとに下宿して職を探した。ある夜、北村に追れた春江が高知から逃げてきた。追って東京にやってきた北村は、百万円の借用証をつきつけて、譲司をおどした。仲間の会津を呼んだ譲司は、その金のために、もう一度ダイスを振る決意をした。ナイトクラブ“モカ”の一室で、譲司は一世一代の勝負にのりだした。そこにかつて譲司の就職を断わったことのある大川証券の社長が麻子とともにやってきた。勝負は、譲司と大川の対となり、金額は百万円につり上った。丁度その時、ペギー葉山の歌う“南国土佐を後にして”が譲司の耳にひびいてきた。とたんに出たダイスの目はオール・ワンだった。百万円を手に入れた譲司は、その金を北村にかえして彼等一味をたたきのめした。かけつけた春江と譲司は固く抱き合った。春江に、故郷の母親のことをたのんだ譲司は、今は心も晴れ晴れと、ひとり警視庁に歩をはこぶのだった。

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