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怪談鏡ケ淵

  • かいだんかがみがふち
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  • 平均評点

    58.8点(9人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇 / ホラー
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/7/1
上映時間 61分
製作会社 新東宝
配給
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督毛利正樹 
脚色葉山浩三 
原作三遊亭円朝 
企画岡本良介 
製作大蔵貢 
撮影森田守 
美術小汲明 
音楽鴎比呂志 
録音沢田一朗 
照明小山正治 

キャスト

出演伊達正三郎 安次郎
北沢典子 お菊
林寛 治右衛門
宮田文子 おとせ
大原譲二 金兵衛
浜野桂子 お仲
五月藤江 お島
瀬戸麗子 お里
武村新 安兵衛
石川冷 島野屋伝八
岬洋二 松葉屋半蔵
原聖二 和助
築地博 喜平
国創典 仙右衛門
村山京司 茂三郎
西一樹 仲人
倉橋宏明 名主の若者
河合英二郎 宴席の客人
万代裕子 江島屋の女客
美舟洋子 松葉屋の女中
水上恵子 松葉屋の女中
鳥羽恵美子 産婆

解説

三遊亭円朝の原作を、「南部騒動 姐妃のお百」の共同執筆者・葉山浩三が脚色し、同じく「南部騒動 姐妃のお百」の毛利正樹が監督した怪談映画。撮影は「貞操の嵐」の森田守。

あらすじ

浪人の安次郎は古着商江島屋の治右衛門にひきとられた。江島屋の跡とりを決め込んでいた番頭の金兵衛は安次郎を恨んだ。安次郎は許婚のお菊にめぐり合ったが、治右衛門はお菊が気に入り、二人を夫婦養子にした。金兵衛の妾お仲も安次郎を恨んだ。二人は安次郎を追い出そうと企てた。大川端で安次郎を待ち伏せた金兵衛は、鏡ケ淵にさしかかると花嫁姿のお里に出会った。花嫁衣裳の裾を引きさかれて恥をかいたお里は金兵衛に恨みを云ったが、金兵衛に刺されて淵に沈められた。金兵衛は借金を返しに治右衛門を訪れる安兵衛を襲うと淵に沈めたが、その時お里の亡霊が現われた。江島屋の身代をあきらめきれぬ金兵衛は、治右衛門をたらしこむべくお仲を女中奉公に入れた。お仲と治右衛門の関係に気づいた女房のおとせは裏庭の井戸に投げ込まれた。商用でたち寄った廃屋で金兵衛はお里の母親お島に会った。娘の復讐にもえるお島は金兵衛に囲炉裏につき落されて死んだ。おとせの通夜も済まぬうち、お仲は治右衛門の後妻に納った。その夜おとせは亡霊になって現われた。お仲は安次郎が江島屋ののっ取りを企てていると治右衛門にザン言した。治右衛門は金兵衛にすべてを任せた。お仲はお菊は見かけは貞淑だが実は淫らな女だと言った。治右衛門はお菊を離縁した。金兵衛は親切ごかしにお菊を水茶屋に奉公させると、三十五両の前金をわがものにした。呉服商島野屋の好意で三十五両の都合がつく手筈になっていた矢先、島野屋はお仲に毒殺された。金兵衛が死体を鏡ケ淵に沈めようとした時、安次郎が姿を見せた。金兵衛は安次郎をおそった。その時おとせ、お里、安兵衛、お島の怨霊が現われ、金兵衛は朱に染って鏡ケ淵に転落して行った。

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