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修羅桜

  • しゅらざくら
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  • 平均評点

    55.0点(10人)

  • 観たひと

    15

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/4/5
上映時間 67分
製作会社 松竹・京都
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

キャスト

出演河野秋武 岸波半兵衛
森美樹 岸波又四郎
松本錦四郎 岸波伊織
夏川静江 岸波おむら
高田浩吉 孔雀屋長兵衛
山田五十鈴 妻おつま
石黒達也 斎藤弥九郎
富士真奈美 娘雪乃
伴淳三郎 雲切十兵衛
中田耕二 荒紙久八
池田恒夫 夕顔伝次
天王寺虎之助 髭の弥兵衛
立原博 仏師藤兵衛
瑳峨三智子 千里のお虎
大下耕司 大工源蔵
毛利菊枝 母おしづ
小笠原省吾 山中左源太
桑野みゆき 妹千代
柳永二郎 大野備前守
大邦一公 平賀主膳
雲井三郎 駒井能登守
幾野道子 お阿喜の方
永田光男 目明し蝮の吉蔵
光妙寺三郎 岩尾武右衛門
田中謙三 乾十郎兵衛
海江田譲二 同心沼田
山路義人 鬼丸辰之進
近衛十四郎 後藤一角
中山昭二 立花左近将監
名和宏 坂崎但馬守
伊藤雄之助 丸目洗心斎
高野真二 目明し駒形の銀次
北上弥太朗 将軍家斉
花菱アチャコ 信者嘉助
桜むつ子 およし
青山宏 由松
伊吹友木子 小梅
市川男女之助 多助
大友富右衛門 夢の市郎兵衛
戸上城太郎 轟真八
川口京子 お春
花ノ本寿 新郎
北条喜久 新婦
高橋貞二 尾張大納言

解説

松竹映画の三千本記念作品。江戸川乱歩・角田喜久雄・城昌幸・陣出達朗・村上元三の原作を「伝七捕物帖 女肌地獄」の高岩肇が脚色し「大東京誕生 大江戸の鐘」の大曽根辰保が監督した。撮影は「大盗小盗」の倉持友一。

あらすじ

将軍家斉の治下。老中筆頭大野備前守は、幕府転覆のクーデターをくわだて、その資金として大阪城に隠匿の黄金三百貫を江戸へ直送せんとしたが、その宰領に当った岸波半兵衛は黄金の途中を危惧し、宇都谷峠で金塊を瓦礫とスリ替え某所に秘匿した。激怒した大野は半兵衛を人外境に幽閉した。伜又四郎は弟伊織を斎藤弥九郎道場に預け父を探しに出かけた。そして黄金を奪ったのは義賊雲切十兵衛一派だときいた又四郎は雲切を発見したが宇都谷峠で奪った荷駄には黄金がなかったと告げられた。やがて又四郎は岩牢の中の父を見出したが、半狂乱の父は奇妙な言葉を口走るばかりだった。その後大野の陰謀は着々と進行、これを知った雲切一味と又四郎は山中まで追ったが、又四郎は谷底に転落、失心しているところを谷間にひそむ切支丹山中左源太の娘千代に救われた。その頃、伊織は斎藤道場を出て、江戸一の伊達男孔雀屋長兵衛にかくまわれていたが、父を救わんとして岩牢を訪ね半兵衛を救い出した。半兵衛は黄金をかくしたのは勘定奉行の命であったことと、その金は駿河湾の入江の近くにあると言い残して死んだ。駿河湾に向った伊織は来合せた又四郎、千代と共に海中の黄金を発見したが、大野配下の一味に奪い去られた。黄金を手に入れた大野は、三月三日を期して天下をくつがえし、対馬、琉球を某国に譲渡するという大陰謀の成功を目前に控えて得意の絶頂にあった。ところがこの陰謀をくつがえすべく、又四郎、伊織の兄弟が斎藤弥九郎を通じて、大野の野望粉砕に力を尽していた。かくしてその当日--。大野は将軍に隠居をすすめる暴言を吐き、その正体を現したが、地下道から躍り出た又四郎、伊織兄弟、雲切一党の大活躍で、一味は捕えられ、江戸に再び明るい春がよみがえった。

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