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新吾十番勝負

  • しんごじゅうばんしょうぶ
  • Ten Duels of Young Shingo -Part1
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  • 平均評点

    59.3点(32人)

  • 観たひと

    53

  • 観たいひと

    0

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/3/17
上映時間 97分
製作会社 東映京都
配給
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督松田定次 
脚色川口松太郎 
原作川口松太郎 
企画中村有隣 
撮影川崎新太郎 
美術川島泰三 
音楽深井史郎 
録音東城絹児郎 
照明中山治雄 
編集宮本信太郎 

キャスト

出演大川橋蔵 松平頼方
大川橋蔵 葵新吾
岡田英次 真崎庄三郎
長谷川裕見子 お鯉の方
長谷川裕見子 お長
桜町弘子 お縫
山形勲 梅井多門
月形龍之介 武田一真
大河内傳次郎 安藤対馬守
佐久間良子 綾姫
花園ひろみ 雪姫
三原有美子 勝姫
薄田研二 井上河内守
徳大寺伸 井出市右衛門
三島雅夫 黒田綱政
上代悠司 黒田美作
月形哲之介 黒田史郎
国一太郎 泉川三五郎
中野文男 宮田栄介
堺駿二 俊太
渡辺篤 平太
杉狂児 嘉平
原健策 宮野辺貢
小柴幹治 田部源蔵
高松錦之助 真崎備前守
明石潮 越前屋半六
香川良介 本多上総介
八汐路佳子 滝の尾
大友柳太朗 徳川吉宗

解説

朝日新聞連載中の川口松太郎の同名小説を、川口松太郎自身が脚色、「丹下左膳 怒濤篇」の松田定次が監督した娯楽時代劇。撮影は「忠臣蔵(1959)」の川崎新太郎。

あらすじ

物ごころついた頃から武州大台ケ原の真崎道場にあって、梅井多門と真崎庄三郎にいつくしまれて育った新吾は、近所の娘お縫に云いよる黒田藩の武士五人を斬り、黒田藩に出頭を命じられた。そこで新吾は多門から自分の出生の秘密を聞かされた。彼は紀州五十五万石の三男頼方公の子だったのだ。--十数年前、頼方は試し斬りで町人越前屋半六を刀にかけた。半六の娘お長と、彼女と末を誓った番頭庄三郎は、頼方の仇と狙ったが、かえってお長は頼方公と結ばれ、美女丸という子を生んだ。失意の庄三郎は多門にひろわれ、復讐のため剣の教えをうけ武士となった。頼方は間もなく紀州本家を相続して吉宗となり、お長はお鯉の方となった。庄三郎はお長いとしさのあまり美女丸を盗み出した。それが今の新吾なのだ。彼が将軍家の子と知った黒田藩の態度は一変した。やがて庄三郎の命で大奥奉公にあがったお縫を通じて、吉宗が父子対面をしたがっているのが知らされ、お墨つきと葵新吾という名が彼に与えられた。しかし新吾と庄三郎は黒田藩を出て安藤対馬守のもとに身をよせ、新吾はそこで綾姫、雪姫、勝姫という美しい三人娘を知った。対面のせまった新吾を、幕府の裏面で策謀をたくらむ老中河内守の一味が襲った。そして一味は対馬守を島流しにし、その邸を焼討ちにした。怒った新吾は単身河内守の駕籠を襲ってこれを斬ってすてた。老中を斬ったからには、いかに将軍の子とはいえ新吾と吉宗の対面は延期された。だが、新吾の行く手には大きな自由がある。彼は父からのお墨つきをひらいてみた。そこには「葵新吾、この者諸国通行勝手たるべし、吉宗花押」とあった。お縫の顔がそれを見てほころんだ。庄三郎のはげましと、多門のいましめの言葉をうけて、新吾は新しい運命に向って出発する。

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