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忠臣蔵 櫻花の巻・菊花の巻(1959)

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  • 平均評点

    69.6点(41人)

  • 観たひと

    71

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1959
公開年月日 1959/1/15
上映時間 182分
製作会社 東映京都
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

キャスト

出演片岡千恵蔵 大石内蔵助
大友柳太朗 堀部安兵衛
東千代之介 岡島八十右衛門
尾上鯉之助 速水藤左衛門
北大路欣也 大石主税
南郷京之助 前原伊助
沢村精四郎 矢頭右門七
片岡栄二郎 菅野三平
薄田研二 堀部弥兵衛
原健策 片岡源五右衛門
沢村宗之助 小野寺十内
小柴幹治 横川勘平
五味勝之介 武林唯七
遠山恭二 大高源吾
那須伸太朗 神崎与五郎
末広憲治 潮田又之丞
中村幸吉 寺坂吉右衛門
徳大寺伸 赤埴源蔵
宇佐美淳也 原惣右衛門
柳永二郎 大野九郎兵衛
加賀邦男 三村次郎左衛門
山形勲 不破数右衛門
大河内傳次郎 吉田忠左衛門
月形龍之介 橋本平左衛門
大川橋蔵 岡野金右衛門
中村錦之助 浅野内匠頭
木暮実千代 りく
大川恵子 内匠頭夫人
植木基晴 大三郎
植木千恵 お空
松浦築枝 おとわ
星美智子 浦路
美空ひばり おたか
市川右太衛門 脇坂淡路守
長谷川裕見子 戸田の局
千原しのぶ お幸
丘さとみ 糸路
桜町弘子 おかる
高島淳子 主水
吉野登洋子 生島太夫
花園ひろみ 初音太夫
雪代敬子 青柳太夫
喜多川千鶴 小桜太夫
花柳小菊 白菊太夫
吉田義夫 鈴木元右衛門
岡譲司 小林平八郎
杉狂児 久兵衛
堺駿二 長吉
中村賀津雄 上杉綱憲
里見浩太朗 綱吉
石井一雄 田村右京太夫
榎本健一 多右衛門
小沢栄太郎 多門伝八郎
清川荘司 清水一学
加藤嘉 荘田下総守
阿部九洲男 梶川与三兵衛
三島雅夫 柳沢吉保
山村聡 千坂兵部
進藤英太郎 吉良上野介

解説

「若さま侍捕物帳 紅鶴屋敷」の共同執筆者・比左芳武の脚本を、「隠密七生記(1958)」の松田定次が監督したお馴染の忠臣蔵。撮影は「隠密七生記(1958)」の川崎新太郎、音楽も「隠密七生記(1958)」の深井史郎。内蔵助に扮する片岡千恵蔵を筆頭に、東映のオールスターが出演している。

あらすじ

◇桜花の巻--元祿十四年春。赤穂藩主浅野内匠頭長矩は勅使・院使の年賀答礼使伝奏接待役を命ぜられたが、諸式指南役の吉良上野介にことごとに意地悪い仕打ちを受けた。--晋光院二百畳の表替えは、堀部安兵衛の働きでことなきをえた。また、烏帽子大紋の式服を長裃と教えられたことも、片岡源五右衛門の深慮に救われた。--しかし、三月十四日、松の廊下での刃傷で、家は断絶、身は切腹となり、田村邸で内匠頭はその短い生涯を閉じた。--報せが赤穂へ飛び、藩論は二分した。城明しに応じ退転しようという大野九郎兵衛一派と、籠城して一戦を交えようという殉忠派である。病気の橋本平左衛門は一同の奮起をうながすため、腹を切った。大石内蔵助は彼の亡骸を抱いて慟哭した。彼は籠城決戦の決意を藩士たちに示した。勘気の身の不破数右衛門も駈けつけてきた。が、内蔵助の考えは二転、三転し残った人たちを前に、彼は内匠頭舎弟大学のお取立を願い、城明渡しを決めた。軍使脇坂淡路守の情けに感泣しながら、内蔵助らは赤穂城を去って行った。◇菊花の巻--伏見の遊里撞木町で、内蔵助は放蕩三昧を続けた。数右衛門の諌言にも耳をかさなかった。小林ら吉良家の間者たちが白刃を突きつけ、その心底を吐かせようとしたときも、魂の抜けた人のように士下座して謝るばかりだった。--故平左衛門の娘たかは吉田忠左衛門から吉良邸への間者になってくれと頼まれた。隠居所の建て方を調べる役目である。岡野金右衛門の祖母とわの願いで忠左衛門はたかと許婚の金右衛門に仮祝言をあげさせた。三々九度の杯が別れの盃だった。--上杉綱憲は上野介を米沢本家へ引き取ろうとしたが、家老千坂兵部は世論をおそれ、思い止まらせた。吉良邸への浪士の監視が続いた。安兵衛は安酒をあおる日が多かった。小山田庄左衛門、高田郡兵衛の二人は浪士から離脱していった。安兵衛と源五右衛門は京に上り、一文字屋で内蔵助に討入りの決行を迫った。内蔵助はお家再興を幕府に願い出てあるからと制した。が、その望みもむなしかった。内蔵助は妻子を離別し、ひそかに江戸へ下った。おたかは地図を入手していた。八十右衛門も情報をもたらし、討入りの日が決った。浪士たちも家族と別れて集ってきた。--元祿十五年十二月十四日。赤穂浪士は本所松坂町の吉良邸へ討ち入った。

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