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素晴しき男性

  • すばらしきだんせい
  • That Wonderful Guy
  • ----


  • 平均評点

    55.5点(31人)

  • 観たひと

    54

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    16

基本情報

ジャンル ミュージカル
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/7/6
上映時間 106分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督井上海次 
脚本井上梅次 
企画児井英生 
撮影岩佐一泉 
美術中村公彦 
音楽多忠修 
録音福島信雅 
照明藤林甲 
編集鈴木晄 

キャスト

出演石原裕次郎 団武男
北原三枝 旗陽子
月丘夢路 土屋麗子
山岡久乃 佃直美
大坂志郎 佃真一郎
待田京介 土屋秀男
林茂朗 土屋三郎
金子信雄 吉村幹也
松岡京志 十条信通
白木マリ 柳ルミ子
笈田敏夫 牧邦彦
西村晃 国井達郎
木戸新太郎 丸さん
田端義夫 源さん
柳沢真一 真ちゃん
結城敬二 羽田明
高友子 踊り子美貴子
小泉郁之助 山本
雪丘恵介 仲人・夫
堺美紀子 件人・妻
志賀夏江 婆や
山田禅二 世話人
広瀬優 結婚式司会者
三田蓉子 信通の恋人A
芝あをみ 信通の恋人B
山田美智子 信通の恋人C

解説

裕次郎主演のミュージカル・ドラマで、脚本・監督は「明日は明日の風が吹く」の井上梅次、撮影も同じく「明日は明日の風が吹く」の岩佐一泉。「明日は明日の風が吹く」のコンビ、石原裕次郎・北原三枝のほか、月丘夢路・大坂志郎・白木マリ・金子信雄らが出演している。色彩はイーストマンカラー。

あらすじ

陽子は姉の直美に夢の途中で起された。素晴しき男性の夢だったのに。踊子の彼女はその朝のレッスンに遅刻し、舞台監督の団にひどくシボられた。彼は通称をウルサ型という。陽子はその夜夢に出てきた男性そっくりの青年実業家・土屋秀男を友人・美貴子から紹介された。別れるときさっそくプロポーズされたのだ。姉は金持の坊ちゃんは警戒した方がいいといった。彼女は彫刻家の夫・佃の療養費をかせいでいる。しかし、陽子は翌日土屋家を訪問するほど乗り気である。しかし、土屋父母のしつこい身許調べにホウホウのていで逃げだす。秀夫の妹麗子は恋人の音楽家・吉村がいたが母親は十条という元華族へ嫁入りさせようとしていた。陽子は団たちと義兄の見舞いもかねて高原へドライブした。同僚のルミ子と牧はかねてから恋人同士だったが、このとき結婚を宣言した。陽子は麗子から訪問され、弟が好きなら助けるという申し出を受けた。麗子は弟の結婚に反対する母親をなだめ、その代りに十条家に嫁ぐと約束し、吉村を呼び出すと別離を告げた。陽子は秀男と婚約し、退団届を出しに行った時、かのウルサ型が秀夫の兄・武男とはじめて知った。この土屋家の長男は家を離れて好きな道に飛びこんでいたのだ。「君が好きだったんだが、おそすぎたかな」と武男はいつもに似合わずショゲタのである。麗子の結婚披露パーティの席上、彼は得意のサックスを吹いた。その音はなぜか陽子の心にしみいるようだった。ミュージカルものの製作と演出が、武男にきめられ、皆は喜ぶ。麗子は夫の放蕩にあきれ吉村を求めて家に帰った。佃も全快して帰ってき、直美とむつまじい。麗子は貧しくても愛があればと陽子に教えた。婚約発表の直前陽子は土屋の父に真実を告白した。こうして、武男・陽子夫妻の演出・出演のミージカルがメトロ劇場の舞台に展開された。

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