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赤線の灯は消えず

  • あかせんのひはきえず
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  • 平均評点

    60.7点(23人)

  • 観たひと

    33

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    9

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/7/13
上映時間 90分
製作会社 大映東京
配給
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督田中重雄 
脚本相良準 
企画久保寺生郎 
製作永田秀雅 
撮影渡辺公夫 
美術仲美喜雄 
音楽古関裕而 
録音西井憲一 
照明伊藤幸夫 

キャスト

出演京マチ子 荒木信子(赤線出の女)
野添ひとみ 葉室ヒデ(赤線出の女)
根上淳 犬太郎(ヤッパのジョー)
船越英二 宗吉(板前)
小野道子 三津(赤線出の女)
川上康子 セツ(赤線出の女)
八潮悠子 菊代(赤線出の女)
若松和子 秋子(赤線出の女)
南左斗子 葉子(赤線出の女)
市田ひろみ かつ(赤線出の女)
立花宮子 久子(青線出の女)
水木麗子 文乃(青線出の女)
倉田マユミ 島子(白線の女)
穂高のり子 鶴江(白線の女)
清水谷薫 かおる(白線の女)
楠よし子 とし(白線の女)
藤田佳子 マリ
有吉恵子 花子
浪花千栄子 お霜
浦辺粂子 りえ
平井岐代子 おきよ
村田知英子 およし
高村栄一 利助
町田博子 浜地弓子
金沢義彦 
星ひかる 仙造
竹里光子 きん
久保田紀子 幸子
小山慶子 
水原志摩子 時子
潮万太郎 長七
見明凡太朗 篠原

解説

その後の赤線地帯を舞台に、更生しようとする売春婦たちをテーマとした物語。「大阪の女」を共同脚色した相良準のオリジナル・シナリオを、「愛河」の田中重雄が監督、「大阪の女」の渡辺公夫が撮影した。「大阪の女」の京マチ子・船越英二、「巨人と玩具」の野添ひとみ、他に根上淳・小野道子らが出演。色彩は大映カラー(アグファ・カラー)。

あらすじ

赤線の灯は消えたか--荒木信子は吉原をやめて、もう二度と男にふれまいと思った。彼女は夫に先立たれ、中風の義母のために仕送りを続けてきたが、売春禁止法の施行の前に死なれていた。が、彼女は白線の女島子の誘いに乗せられ、通称ヤッパのジョーの手に捕まった。更生しようと思っていた矢先である。信子は彼から逃げだし、やっとの思いで町工場に住みこんだが、ここの主人にいどまれ、また逃げ出す。お霜婆さんの屋台店を手伝い、少しは落着いたが、ジョーが現れ彼女を追着回す。お霜婆さんが不意に死に、後を継げそうになったが、それもジョーのために駄目になった。屋台で昔の同僚・葉室ヒデにあった。彼女は旅館を経営する父母の死後、家出しお定まりの吉原入りとなったのだ。もとの旅館の板前・宗吉が上京してきた。彼と結婚するはずだったが、隣家の売春婦とのケンカで吉原のことがバレた。宗吉には大きなショックだった。ヒデは彼を残したまま姿を消した。信子の口添えで二人は結ばれかけたが、宗吉はやはり昔のことが気になり、再びビデはいなくなった。ヒデと信子が偶然落ち合った先は、偽装売春クラブだった。信子はジョーの子供を妊娠しており、それを生むために自ら飛びこんだのだ。そこには吉原の昔の仲間が皆そろっていた。沖縄へ売り飛ばされるのも知らずに、ジョーがここの用心棒になっていた。島子が逃亡に失敗し、ジョーにリンチされたのを、信子はとめに行き、はからずも彼に会った。信子は島子を逃がそうとし、ナイフで襲おうとするジョーに言った。“お前の子を生むためにここに来たんだ”ジョーの腕から力が抜けた。そのスキに女たちは皆逃げだした。ジョーは女たちを追おうとする男たちを防ぎ、彼らに刺されて死んだ。--クラブの親玉らは検挙され、信子たちは再出発することにした。

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