男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

新作登録のお知らせ

KINENOTE公式Twitter

猫は知っていた

  • ねこはしっていた
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    78.0点(4人)

  • 観たひと

    7

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/5/7
上映時間 85分
製作会社 大映東京
配給
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督島耕二 
脚色高岩肇 
原作仁木悦子 
企画米田治 
製作永田秀雅 
撮影小原譲治 
美術仲美喜雄 
音楽大森盛太郎 
録音橋本国雄 
照明久保田行一 

キャスト

出演仁木多鶴子 仁木悦子
石井竜一 悦子の兄雄太郎
北原義郎 峰岸周作
花布辰男 箱崎兼彦
平井岐代子 妻敏枝
八木沢敏 長男英一
品川隆二 次男敬介
坂倉春江 長女幸子
浦辺粂子 桑田ちえ
金田一敦子 桑田ユリ
本山雅子 女中カヨ
大美輝子 家永看護婦
苅田とよみ 野田(看護婦)
半谷光子 人見(看護婦)
高松英郎 平坂勝也
穂高のり子 妻清子
村田扶実子 桐野夫人
井上信彦 桐野次郎
藤山浩一 山田刑事
守田学 石岡刑事
星ひかる 吉川
千早景以子 有賀悠子
花野富夫 宮内
小杉光史 松造
南方伸夫 恒春堂
高村栄一 かずさや
中江文男 事務員
岡崎夏子 広田文具店のおかみ
遠藤哲平 監察医

解説

江戸川乱歩賞を受賞した仁木悦子の同名小説から、「花太郎呪文」の高岩肇が脚色、「江戸っ子祭」の島耕二が監督、「続社長三代記」の小原譲治が撮影した推理映画。新スター鶴田和子が仁木多鶴子と原作者の姓を貰って改名、主役に抜てきされたほか、石井竜一、北原義郎、品川隆二、高松英郎、金田一敦子らが出演。

あらすじ

芸大の学生仁木悦子は兄と共に箱崎病院の二階に引越してきた。箱崎家の末娘幸子にピアノを教えることになったのだ。--病院の人たちは、皆、どこかしら変っているようだった。患者たちのうち、平坂という男は一度退院しながら、また押しかけ入院してきていた。夫人がある。看護婦のうち、家永は妙に冷たそうな女である。--院長の母チヨが突然姿を消し、翌日、庭の防空壕の中で死体になっていた。平坂が同時に消え、彼の仕業と思われた。--近所の人の証言によれば、その夜、自動車の音が聞え、何か重い物を運ぶ足音がしたという。車はドライブクラブのもので、近くの林に乗り捨てられていた。悦子兄弟は家出した箱崎家の次男を訪ねた。彼は平坂が何者かを壕で脅しているのを見たことがある。恋人の院長夫人のユリと逢いに行ったときのことだ。そのとき、彼はユリの金を無断借用し、その返済に困ったユリは祖母に話した。祖母は秘蔵の茶つぼを美術商の平坂に買ってもらうことにし、彼の指定した時刻に防空壕へ行った。--ユリはこれだけ知っていた。悦子は更にテープレコーダーの実験をした。平杯から二度も電話があり、それが、彼が生きている証拠と見られていた。が、テープの速度を変えることによって人の声を変えることが出来るのだ。平坂は死んでいるかも知れない。悦子のヒントで峰岸刑事は最近の身許不明の死体二つを調べた。が、そのどちらも平坂に似ていなかった。しかし、その一つは身体つきが似ており、また血液型が彼と同一だった、--虫歯だらけだったが。病院の患者の証言では、五日の夜、手術室で家永看護婦の話し声がきこえたという。その家永が、防空壕で死んだ、--「ネコ」と一言つぶやいたまま。全身は毒蛇にかまれたときの症状を呈していた。血のついたナイフが落ちていた。そのそばで悦子はバネ状の針金を拾った。犯人は壕の抜穴から逃げたらしいと皆は思った。が、抜穴は悦子がすでに釘づけにしてあった。そこから逃げることは出来ぬ。犯人は病院の内部にいる。家永は共犯者だ。車を借りに来たのは変装した彼女だった。レコーダーの声も彼女のだった。--悦子と峰岸刑事は謎ときに成功した。--平坂はうわべは美術商として、上流社会に出入りしし、その弱点をかぎつけて脅迫するダニだった。院長と平坂夫人はふとしたことで“よろめき”あった。平坂のおどしから逃れるために、彼は壕で平坂を麻薬で昏睡させた。が。その時、平坂に茶つぼを持ってきた実母が現われ、それと知らず殺してしまう。平坂を手術台で別人に仕立てる。その歯を強い酸で腐敗させ、出歯に変えたりした。手術を家永が手伝った。さらに彼女が借りた車で、平坂を川へ投げこんだ。家永は院長をおどし始めた。彼女は行く行くは病院をのっとるつもりで犯行を手伝ったのだ。彼女が殺されたのは、猫のチミに麻薬をかがせ、その下へ先端にナイフをつけたバネ鉄をおき、猫が再び目覚めて立ち上ったとき、ナイフが飛び出す仕掛にしていたのだ。--院長の兼彦は抜穴の決壊で死んでしまった。

関連するキネマ旬報の記事

1958年7月上旬創刊四十年記念特別号

日本映画批評:猫は知っていた

1958年5月下旬号

日本映画紹介:猫は知っていた

1958年5月上旬号

新作グラビア:猫は知っていた