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スター毒殺事件

  • すたーどくさつじけん
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  • 平均評点

    52.2点(17人)

  • 観たひと

    28

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/5/3
上映時間 74分
製作会社 新東宝
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督赤坂長義 
脚本葭原幸造 
蓮池義雄 
原案葭原幸造 
企画岡本良介 
製作大蔵貢 
撮影吉田重業 
美術鳥居塚誠一 
音楽渡辺宙明 
録音竹口一雄 
照明石森浩 

キャスト

出演天知茂 上原城二
万里昌代 若葉真理
江見渉 須賀浩
三原葉子 信濃あけみ
城実穂 愛住礼子
沼田曜一 黒木助監督
中村彰 木戸監督
江川宇禮雄 浜田プロデューサー
御木本伸介 水谷企画部員
林寛 南記者
川部修詩 スチールマン
高田稔 社長
高松政雄 所長
小森敏 伝さん
中川一郎 若葉一郎
天野照子 若葉の母
倉橋宏明 捜査課長

解説

「喧嘩も楽し」の蓮池義雄と、もと助監督の葭原幸造の共同脚本を、「美男剣競録」の赤坂長義が監督、「人形佐七捕物帖 花嫁殺人魔」の吉田重業が撮影した娯楽篇。主演は「色競べ五人女」の天知茂、「坊ちゃんの野球王」の万里昌代、「女体棧橋」の三原葉子、それに江見渉。その他、城実穂、沼田曜一、江川宇禮雄、高田稔などが助演している。

あらすじ

東洋映画のスター上原城二が真理を知った頃、彼女は純情可憐な少女だった。このような人と結婚し、一緒に働けたら--。そう考えると、城二は真理を強引に映画界に入れた。真理は城二の口ききと、天性の資質によって売り出していった。が、その人柄も人気の上昇とともに変っていった。彼女は城二のライバルである須賀と接近していた。二人が愛慾のかぎりをつくしている現場を見た城二は、人気のない神宮球場のグラウンドの中で二人への復讐を誓った。彼の計画は進捗した。彼は小道具部屋へ入り、須賀らが翌日撮影へ使うウィスキーのビンを毒薬入りのものと取りかえた。翌日、セットでは、ウィスキーを口にふくんだ須賀が口うつしに真理にウィスキーを飲ませようとして、突然苦しみ出し血を吐いて倒れた。真理もそれにつづいた。だが真理は死にはしなかった。城二は彼女の許へ飛んだ。また昔の二人に戻ることができる、そんな望みをもって--。が、真理は城二を寄せつけなかった。城二は、彼の挙動を探索するようにつきまとっていた黒木助監督をもビルの屋上から突き落した。目的を達してアパートへ帰ってくると、真理が待っていた。城二を殺人者呼ばわりをする真理に、彼は襲いかかり首を締めた。翌日、真理の死体を処理すべく、城二が街を疾走していくと、そこにはパトカーが網を張っていた。絶体絶命。城二は夢遊病者のごとく警官の前に出ていった。“真理は死んだ! 須賀も死んだ!僕は生きてどうする!”と叫びながら。

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