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お父さんはお人好し 家に五男七女あり

  • おとうさんはおひとよしいえにごなんななじょあり
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  • 平均評点

    63.0点(2人)

  • 観たひと

    5

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/2/18
上映時間 55分
製作会社 宝塚映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督青柳信雄 
脚色新井一 
原作長沖一 
製作杉原貞雄 
青柳信雄 
撮影西垣六郎 
美術近藤司 
音楽神津善行 
録音鴛海晄次 
照明牧野秀雄 
編集庵原周一 
助監督岩城英二 

キャスト

出演花菱アチャコ 藤本阿茶太郎
浪花千栄子 妻おちえ
香月京子 長女京子
森川金太郎 杉山健作(京子の夫)
上田節子 次女乙子
川上賢二 岩野為雄(乙子の夫)
小原新二 長男米太郎
森明子 米太郎の妻正代
早川恭二 次男清二
菊地司乃 清二の妻スミ子
木沢佳子 三女熱子
牧野児郎 熱子の夫石崎
環三千世 四女豊子
太刀川洋一 豊子の夫富岡
山田彰 三男浜三
夏亜矢子 五女静子
頭師正明 四男沼吉
鳥貝隆史 五男横之助
二木むつみ 六女品子
竹野マリ 七女新子
石田茂樹 岡野(オカチン)
柳家金語楼 手塚社長(眉子の父)
藤間紫 手塚夫人
安西郷子 手塚眉子
丘寵児 田村社長
二条宮子 田村夫人
楠川太英子 村田(眉子の女友達)

解説

NHKの人気番組長沖一の連続放送劇「お父さんはお人好し」の映画化。脚色は「別れの波止場」の新井一、監督は「サザエさんの青春」の青柳信雄、撮影は「下町」の西垣六郎。出演はラジオと同じく花菱アチャコに浪花千栄子をはじめ、安西郷子、環三千世、太刀川良一、柳家金語楼、夏亜矢子ら。

あらすじ

賑やかな大阪下町の土曜日、藤本阿茶太郎が営む果物店兼焼芋屋は今日も子供相手に多忙を極めていた。阿茶太郎と妻のおちえはやっと二人の息子と三人の娘を片づけたが、十二人の子宝に恵まれた二人は後続部隊に頭を痛めていた。四女豊子が会社から帰ってくると、後を追うように豊子に想いをよせる同僚岡野ことオカチンが明日の日曜日、どこかへ行こうと誘いに来た。当日、仕度をしている時電報が届いた。それは豊子が東京の長女京子のところで見合いをした相手の富岡からだった。豊子の縁談が決まり、阿茶太郎とおちえは喜んだ。そこへ仕方なく子供たちだけを連れて宝塚に行った岡野が帰って来た。阿茶太郎は豊子の縁談が決ったことを、岡野に話すほかなかった。手塚社長の尽力で会社へ入れて貰った三男浜三は、令嬢眉子と恋仲になった。今日も六甲にある社長の別荘へ彼は出掛けて行った。突然眉子から縁談を強制されて困っているから自分を連れて逃げてくれとせがまれ呆然とする。しばらくして、眉子から速達が届いた。彼女は意を決して家出したのだ。今白浜の海岸にいる。浜三がはっきりしなければ身投げするといってよこした。浜三は家人のすきを見て姿を消した。翌日、手塚夫人が来訪、眉子を誘惑した恩知らずと大喝、阿茶太郎も快いタンカで応酬した。浜三は白浜へ行き、結婚できるまで頑張ろうと眉子を励ました。帰宅した浜三を見るや、怒り心頭に発した阿茶太郎は、両頬に平手打を喰わした。その時手塚夫妻が駈つけて浜三の手を握って感謝する。我侭の眉子を説得して連れ戻してくれた浜三に改めて眉子のことをよろしくと頼む。親爺の面目まるつぶれで困っている阿茶太郎に、おちえは「やっぱりあんさんの子やからよう出来とる」とほほえみかけるのだった。

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