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道産子(どさんこ)

  • どさんこ
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  • 平均評点

    70.0点(1人)

  • 観たひと

    1

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1958
公開年月日 1958/10/1
上映時間 66分
製作会社 芸術映画社
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督金子精吾 
脚本金子精吾 
製作織田良一郎 
撮影大小島嘉一 
美術山崎正夫 
音楽芥川也寸志 
照明加藤隆司 
色彩技術井出弘 

キャスト

出演大森義夫 竹さん
村田正和 啓介
大町文夫 父勘造
川上夏代 母きく
高杉哲平 農夫A
米倉栄 農夫B
梅沢喜久子 おかみさん
矢毛目がん 放送所の職員

解説

金子精吾が脚本を書き、自ら監督した、北海道を背景に、少年の馬への愛情を描く物語である。撮影はベテラン大小島嘉一が担当した。主演は、劇団東童の村田正和。ほかに川上夏代、大森義夫らが助演する。

あらすじ

啓助は道産子で、同じ道産子の子馬弁慶が好きである。親馬は竹さんの集乳馬車を引き、街まで牛乳をはこんでいる。啓助はその馬車に乗り、弁慶と一緒に街まで行ったが、そこで竹さんは今度からトラックを使うことになったという理由でお払い箱になってしまった。もう弁慶も啓助のところへは来ない。寂しがる彼に、竹さんは来年必ず来る、その時は弁慶に乗せてやるから、と云って別れて行った。一年後、竹さんは弁慶を啓助にあずけて、遠くへ出稼ぎに行った。ところが悲しいことに、弁慶が病気になった。何とかして竹さんを呼びたい。啓助は街にある農協の共同聴取放送所へたのんで、竹さんを呼んだ。かけつけた竹さんは弁慶の喉笛に穴をあけ、危険な病気を救った。が、翌朝になって弁慶の姿が見えなくなった。林の近くで、やっと見つけた時、すでに熊に襲われ、死んでいた。怒った啓助は銃を手にとると、何をうつともなく一発ぶっぱなした。轟音が、むなしく、空に消えた。泣いている彼に、竹さんは「道産子は泣かねえもんだ」といって慰めるのであった。

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1957年12月下旬号

日本映画紹介:道産子