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佐々木小次郎 后篇(1957)

  • ささきこじろうこうへん
  • Sasaki Kojiro Part 2
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  • 平均評点

    54.6点(10人)

  • 観たひと

    16

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル 時代劇 / 伝記
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/11/5
上映時間 93分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督佐伯清 
脚色結束信二 
原作村上元三 
企画田口直也 
杉村章栄 
撮影吉田貞次 
美術桂長四郎 
音楽飯田景応 
録音墨関治 
照明田辺憲一 
編集宮本信太郎 

キャスト

出演東千代之介 佐々木小次郎
徳大寺伸 伊之瀬東馬
千原しのぶ とね
大川恵子 まん
三条美紀 奈美
花柳小菊 お国
原健作 島兵衛
浦里はるみ 小里
沢村宗之助 南屋十兵衛
加藤嘉 曽呂利伴内
三条雅也 那智丸
吉田義夫 覚禅
清川荘司 大場陣内
岡譲司 有吉内膳
高松錦之助 長岡佐渡
片岡栄二郎 細川忠興
加賀邦男 福島丹波
沢田清 大橋茂右衛門
津村礼司 相沢甚兵衛
吉野登洋子 萩江
石井麗子 
月山路子 藤乃
水野浩 宗恵
原京市 小谷新右衛門
中村時之介 横田作馬
市川子団次 清吉
尾上華丈 大岸七太夫
楠本健二 修験者A
阿部九洲男 修験者B
片岡千恵蔵 宮本武蔵

解説

村上元三の同名小説を原作にした一八八号所載の『佐々木小次郎』(前篇)につづく後篇。製作スタッフ、キャストとも前作に脇役を除いて同じ。

あらすじ

小次郎とまんは逃げのびた。が、小次郎は負傷し、海賊那智丸に救われた。彼の世話で湯治場へ行き、傷を癒した。そこで彼はまんの踊りから燕返しを会得した。まんと結ばれたのも束の間、武蔵が修験者の金剛道場へ現れたことが伝わり、小次郎は出立しようとした。まんは捨てられたと思いつめて自殺する。那智丸から備前の大太刀を貰いうけ、小次郎は堺に着いた。一方とねと東馬は彼を求めて旅を続けていたが、いつも一足違いだった。小次郎は十兵衛の邸に泊り、奈美にも会った。奈美は琉球の防衛のため十兵衛に銃を買い集めさせていた。それを徳川方の仕業と誤解した曽呂利伴内は、十兵衛を千利休法要の席で那智丸らに殺させようとする。小里にそのことをきいた島兵衛は小次郎に知らせ、小次郎は茶会に駈けつけた。危い十兵衛ら十人余りの商人を救った。那智丸は役人の銃に撃たれて死んだ。伴内も病死した。小次郎はその働きで広島へ呼ばれ仕官をすすめられた。野遊の折、小次郎は甚内らに襲われたが、彼を倒した。そのまま島兵衛を連れ、小倉へ向った。そこで岸柳道場を開いた。小里がとねを連れてきた。夢のような再会。二人の結婚を控えたある日、武蔵が小倉にやってきた。試合当日、訪ねてきた東馬に介添を頼み、小次郎は必ず勝つととねに言い残すと、船島へ出向いた。東馬は切支丹で、その再興のため日本を離れるという。武蔵を待つ小次郎は、昔を回想していた。武蔵の舟がやっと近づいた。彼の遅参に小次郎は焦立っだ。二人は向き合ったまま動かなかった。二度目に打ち合った時、武蔵の鉢巻がきれた。同時に小次郎の体はゆらりとゆらぎ、浜ぐるまの花の中に倒れた。彼は死んだが、その愛はとねの胸の中に一生消えることなく生きた。

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