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森の石松(1957)

  • もりのいしまつ
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  • 平均評点

    68.7点(9人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/9/3
上映時間 87分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督田坂勝彦 
脚本松村正温 
企画山崎昭郎 
製作酒井箴 
撮影武田千吉郎 
美術神田孝一郎 
音楽渡辺浦人 
録音奥村雅弘 
照明古谷賢次 

キャスト

出演勝新太郎 森の石松
小野道子 おえん
阿井美千子 お蝶
黒川弥太郎 清水の次郎長
千葉登四男 七五郎
春風すみれ おふみ
小堀明男 都鳥の吉兵衛
浜世津子 およし
中田ダイマル 三十石船の乗客六助
中田ラケット 三十石船の乗客東造
潮万太郎 三十石船の江戸ッ子万吉
荒木忍 森の五郎
寺島雄作 都鳥の弟分常吉
原聖四郎 都鳥の弟分梅吉
伊達三郎 金井玄蕃
五代千太郎 観音の参次
東良之助 見付の千蔵
葛木香一 巴屋の主人虎吉
光岡龍三郎 髭侍
南条新太郎 身受山の鎌太郎
堀北幸夫 吉兵衛の乾分弥吉
玉置一恵 大政
浜田雄史 小政
藤川準 馬子
郷登志彦 仙右衛門
大国八郎 次郎長の乾分源吉
武田竜 若侍
沖時男 五郎の乾分市蔵
小柳圭子 おまさ
金岡磨理子 巫女

解説

赤胴鈴之助シリーズの共同脚色者の一人松村正温のオリジナル・シナリオを「怪猫夜泣き沼」の田坂勝彦が監督、同じく武田千吉郎が撮影した。主演は「三日月秘文」の勝新太郎、「万五郎天狗」の小野道子、阿井美千子、「銭形平次捕物控 女狐屋敷」の黒川弥太郎、ほかに千葉登四男、春風すみれ、浜世津子、小堀明男、潮万太郎など。

あらすじ

遠州森村のチンピラやくざ石松は、村祭の喧嘩の仲裁に入った男を清水の次郎長と知らずに食ってかかる。それが縁で彼の乾分になって以来、その愛すべき気性で次第に売り出す。幼馴染のおよしと七五郎が駆落ちしてくると、次郎長に頼んで二人を添わせてやったりする。彼を慕う観音参次の妹おえんが兄に連れられ故郷に帰ることになった。彼らは互いに心を惹かれているが、会うといつも口論である。石松は参次のため餞別を集めようと、次郎長の不在を幸い、無断で縄張り外に花会を開いた。これを知った都鳥吉兵衛は、弟分半崎の梅吉をそそのかし賭場へ乗りこみテラ銭をまき上げる。親分の留守に名をかたったと言われ、石松が両手をついて謝ろうとすると、都鳥の用心棒玄蕃が無法には石松の片目に斬りつけた。石松は激怒した。玄蕃からテラ銭箱を取戻し、阿修羅のように暴れ廻った末、意気揚々と清水へ引揚げる。旅から帰った次郎長は石松をこっぴどく叱りつけ、おえんと別れた気持を酒にまぎらわす彼の性根を叩きなおそうと、金比羅代参を命じる。都鳥一家の近くは決して通るなと注意することも忘れなかった。--道中無事金比羅詣りがすんでの帰り道、石松を待ち受けていた吉兵衛に言葉巧みにさそわれ都鳥の家に泊った。そして身受山から託された香奠百両を都鳥に用立てた。親分から道中禁じられた酒を飲まされたのだ。その返済を待つ間、石松は芸者になったおえんに会い、清水へ連れ帰る約束をする。ところが、前に参次を殺して餞別を奪った吉兵衛一味は、事が露見したと思い、金の返済にも困ったので、石松を謀殺した。斬り合いの間、彼は親分から封じられた長脇差を抜かなかった。幼馴染の七五郎とおえんが彼の臨終をみとった。七五郎の報らせを受けた次郎長は乾分を連れ都鳥一家へナグリ込みをかけた。最後に、次郎長は石松の長脇差の封印を切り、吉兵衛を斬り倒して仇をうった。

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