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銭形平次捕物控 女狐屋敷

  • ぜにがたへいじとりものひかえめぎつねやしき
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  • 平均評点

    54.6点(21人)

  • 観たひと

    31

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 時代劇 / サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/8/13
上映時間 89分
製作会社 大映京都
配給
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督加戸敏 
脚色小国英雄 
原作野村胡堂 
企画浅井昭三郎 
製作永田雅一 
撮影牧田行正 
美術上里義三 
音楽斎藤一郎 
録音大角正夫 
照明加藤庄之丞 
編集宮田味津三 

キャスト

出演長谷川一夫 銭形平次
木暮実千代 藤間勘美津
小野道子 お園
近藤美恵子 石原のお品
南左斗子 お半
矢島ひろ子 お滝
若松和子 おみよ
江島みどり 君香
浜世津子 染次
阿井美千子 お静
黒川弥太郎 笹野新三郎
林成年 卯之吉
小堀明男 赤座真乗
山茶花究 桜川千孝
伊沢一郎 天童四郎
香川良介 美濃屋善右衛門
堺駿二 八五郎
橘公子 お里
大美輝子 おもと
若杉曜子 お蓮の方
朝雲照代 お勝
金剛麗子 お仲
杉山昌三九 米倉大蔵
水原浩一 塚越市十郎
上田寛 お神楽清吉
葛木香一 六兵衛
東良之助 三輪の万七
原聖四郎 南村甚右衛門
五代千太郎 菊次郎
浅尾奥山 油屋嘉助
横山文彦 儀助
玉置一恵 伊勢屋利兵衛
岩田正 戸田帯刀
芝田総二 禰宜A
寿多喜伸 禰宜B
志賀明 米吉
滝川潔 留造

解説

野村胡堂の原作を「忘れじの午後8時13分」の小国英雄が脚色し、「刃傷未遂」の加戸敏が監督した。撮影は同じく牧田行正。主な出演者は「源氏物語 浮舟」の長谷川一夫、「怪猫夜泣き沼」の阿井美千子、「南蛮寺の佝僂男」の林成年、「弥太郎笠(1952)」の木暮実千代、「妻こそわが命」の若松和子、「残月講道館」の小野道子。ほかに黒川弥太郎、近藤美恵子、堺駿二、南左斗子、山茶花究、小堀明男、矢島ひろ子など。大映ビスタビジョン第三作。色彩は大映カラー。

あらすじ

深川芸者染次が、踊の温習会で殺された。そして、その犯人だという芸者君香が毒をあおって自殺した。これらの事件は、新興宗教天心教の教祖天童四郎が、その黒幕赤座真乗に語らせた予言通りに勃発した。同じ頃、天心教の信者の一人、豆腐屋六兵衛の死体が本所の川辺に上った。検屍に当った土地の娘目明し石原のお品は、死人の財布から天心の印の入った神鏡を発見したが、その帰途数名の覆面の武士に襲われた。お品の危いところを助けたのは、一枚の投銭。銭形平次の登場である--。その頃、大富限美濃屋善右衛門は、天心教の教祖から、二十六夜待ちの月の出に、竜に噛み殺される、という予言を受け、事実平次の面前で命を断たれてしまった。平次は、染次も、君香も、六兵衛も、善左衛門と同じ一味に殺されたものに違いないと考えた。そして、徹底的に天心教を洗うことになった。今や大奥にまで勢力を伸ばしている天心教のこと故、万一失敗すれば切腹は覚悟の上。だが、平次の推理は事件の核心を掴んだ。重大な決意をした平次は、与力笹野新三郎に置手紙をし、愛妻お静にそれとなく最後の別れを告げると、決然単身で伏魔殿ともいうべき天心教の本拠へ乗込んで行った。そして、平次は大胆にも本名を名乗って、しかも信者として教祖との対面を乞うた。取次に出た真乗に、平次は相次ぐ殺人の下手人の宣託を尋ねた。不敵な真乗が平次の目星を聞き返すと、平次はズバリ、おめえさんだ、と云い放った。彼の明快な絵解きに、いまはこれまでと、真乗は巫女に変装して忍び入ったお品を捕え、その身代りに平次を縛った。その平次をからくり仕掛けの殺人蓮華座に乗せたが、どっこい平次はそう簡単に殺されはしなかった。投銭がわりの神鏡が真乗に飛んだ。平次の周りに、白刃の林が取り囲んだ。折しも、天下を狙う邪教の正体を平次の報告で知った与力笹野新三郎を先頭に、南町奉行所の捕手が雪崩れ込んで来た……。

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