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強情親爺とピンボケ息子

  • ごうじょうおやじとぴんぼけむすこ
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  • 平均評点

    56.0点(3人)

  • 観たひと

    4

  • 観たいひと

    5

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/7/9
上映時間 55分
製作会社 宝塚映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督小田基義 
脚色新井一 
原作大島得郎 
製作山本紫朗 
倉谷勇 
撮影西前弘 
美術近藤司 
音楽河村篤二 
録音鴛海晄次 
照明牧野秀雄 
編集庵原周一 
助監督辻村光慶 

キャスト

出演柳家金語楼 金五郎(寿司金)
ペギー・葉山 しげ子(娘)
有島一郎 サブちゃん(出前)
若水ヤエ子 町子(女中)
森光子 お清(女地主)
小原新二 牧野(しげ子の恋人)
海老江寛 源さん(豆源)
小桜京子 京子(しげ子の友人)
環三千世 幸子(カナリヤの女給)
中田ダイマル ダイ吉(浪花屋運送店)
中田ラケット ハツ助(浪花屋運送店)
横山エンタツ 依田(ニコポン堂)
湊武雄 万吉(煙草屋)
大仲通弘 勝助(魚勝)
大辻三郎 新ちゃん(仕立屋)
鈴木淳雄 吉ちゃん(三味線屋)
檜功 八百屋
梅若礼三郎 中華料理
吉川雅恵 洋品店
川上健太郎 丸山理髪店
関根永三郎 隠居
花柳かつ子 お染(源さんの女房)
E・H・エリック ジミー・カーチス
石田茂樹 巡査
荒木忍 阿波屋の旦那

解説

「強情親爺とドレミハ娘」の続篇。スタッフは前作と同じく配役も前記三人を追加、三太与太者、田貫(土建屋)の三人を除いて全く同じ。当初のタイトルは「強情親爺とウェット息子」。

あらすじ

しげ子の吹き込んだレコードは仲々好評で、金五郎もこのところ仲々のご機嫌。だがある日いつものように甘納豆屋の源さんとのヘボ将棋に勝ち、義太夫を唸りながら意気揚々と家へ帰って来ると、つい先程食逃げがあって警察へ突出したが、その老人こそ昔この辺の大店阿波屋の旦那らしいという。戦後税金のかたに土地を没収されて無一文になり、以来行方不明になっていたのだ。かつて阿波屋に大変世話になった金五郎は、慌てて警察に飛んで行き店に連れ帰った。そして、町内で昔世話になったものたちの貯金を集めて空地に阿波屋の家を再建することに、みんなで決めた。ところが、この空地を悪徳区会議員ニコポン堂が狙っていた。彼は何も訳を知らないジミー・カーチスという外国人をそそのかしてジミーの名義で土地を買わせ、キャバレーやホテルを建て、一もうけしようと企み、作業員たちを空地にやってそこにあるブランコやスベリ台をこわし始めた。これを知って金五郎は町内一同を引連れるとその空地に坐り込みを始めた。そんな時、しげ子の恋人牧野が金五郎を訪れしげ子と結婚させてくれと頼んだが、金五郎は大切な娘をそう簡単にやれぬと突ぱねた。そこでしげ子と牧野は許しが出るまでと金五郎の前に坐り込みを始めた。そのうちに空地も白々と夜が明けて来た。金五郎は正座したまま動かぬ二人の真剣さにとうとう根負けして、二人の仲を許してしまった。偶然、翌朝牧野とジミーが学校時代同期だったので、訳を聞いたジミーはあっさりニコポン堂との契約を断り、すっかりしょげるこコポン堂を尻目に、その空地を阿波屋に譲り渡すことにした。万事めでたし、めでたしの中に、ダイ吉、ハツ助の車に大きな荷物を乗せ、嬉し気に新婚旅行に出掛けるしげ子と牧野の姿が見られた。

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