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少年探偵団 鉄塔の怪人

  • しょうねんたんていだんてっとうのかいじん
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  • 平均評点

    57.2点(10人)

  • 観たひと

    18

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/5/28
上映時間 61分
製作会社 東映東京
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督関川秀雄 
脚色小川正 
原作江戸川乱歩 
企画根津昇 
撮影福島宏 
美術北川弘 
音楽山田栄一 
録音小松忠之 
照明城田昌貞 
編集長沢嘉樹 

キャスト

出演岡田英次 明智小五郎
中村雅子 マリ子
小森康充 小林少年
折田隼人 斎藤少年
成田祐一 大野少年
鈴木達雄 少年団員
秋山勝俊 少年団員
泗水成一 少年団員
石矢博 少年団員
後藤頼久 少年団員
佐藤治 少年団員
原国雄 相川少年
宇佐美諄 相川恒男
檜有子 相川夫人
古賀京子 相川春美
増田順二 吉川博士
小宮光江 芳江
斎藤紫香 警視総監
須藤健 中村捜査課長
佐原広二 捜査課員
北峰有二 鑑識課員
岡野耕作 指令通信係
加藤嘉 素顔の二十面相
加藤嘉 怪人二十面相
加藤嘉 浮浪者風の男
加藤嘉 正木警部補
関山耕司 手下かぶと虫A
久保一 手下かぶと虫B
滝島孝二 手下かぶと虫C
滝謙太郎 電波管理局黒住課長

解説

「少年探偵団 かぶと虫の妖奇」の続篇。スタッフは前作と同様、配役に若干の変更がある。

あらすじ

二十面相の駆使する怪物かぶと虫によってさらわれた少年探偵団の四少年は、焼跡の廃工場の地下室に閉じこめられてしまった。中村捜査課長指揮する警視庁捜査陣は全都に非常線を張ったがかぶと虫の行方は判らない。必死の捜査を尻目に、二十面相は巧みな扮装で出没自在、明智探偵の死を図ったり、相川原子力委員長を脅迫したりした。一方廃工場に幽閉された四少年のうち小林少年のみは辛うじて脱出に成功、これを知った二十面相は明智探偵、警視庁の先手を打って反撃に出た。二十面相の操作するレーダーによって出撃したかぶと虫戦車は残った少年探偵団員及び吉川博士とその娘芳江を襲い、全員をその本拠鉄塔王国に連れ去った。地団駄踏む明智探偵。この時第八チャンネルのテレビに映し出されたのは足枷をはめられて苦役する少年探偵団員たちと猿轡をかまされた芳江の傍で原子力研究のペンを握る吉川博士の苦悩に満ちた姿であった。二十面相は博士を脅迫し研究の成果を某国に売ろうとしているのだ。明智探偵と二十面相は設計図を中に対決したが、二十面相は三日以内に必ず設計図を奪うと明言して去った。その車のトランクに単身小林少年は身を潜ませ敵の本拠に乗り込んで行った。少年たちの命危し!最早一刻の猶予もならぬ。明智探偵の決断により、彼をはじめ警官隊はかねてより狙いをつけていた中部山岳地帯へ急行した。山また山の間に忽然と現われた大鉄塔。殺到する警官隊、応戦するかぶと虫。最後のあがき二十面相は小林少年を鉄塔に吊した。ヘリコプターで救助に向かった明智探偵と二十面相の塔上の組打ち、だが死闘の末、足を踏み外した二十面相は遂に千仭の谷底に落下して行った。

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1957年8月上旬号

日本映画批評:少年探偵団 鉄塔の怪人