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隼人族の叛乱

  • はやとぞくのはんらん
  • Rebellion
  • Rebellion


  • 平均評点

    60.0点(3人)

  • 観たひと

    7

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/4/30
上映時間 89分
製作会社 東映京都
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督松田定次 
脚色比佐芳武 
原作海音寺潮五郎 
企画マキノ光雄 
大森康正 
坂巻辰男 
製作大川博 
撮影川崎新太郎 
美術鈴木孝俊 
音楽深井史郎 
録音東城絹児郎 
照明中山文雄 
編集宮本信太郎 
色彩考証和田三造 
衣裳考証甲斐荘楠音 

キャスト

出演市川右太衛門 木之宮佐多彦
長谷川裕見子 阿久根
千石規子 施鹿文
毛利菊枝 刀根
加賀邦男 音八
団徳麿 弥五郎
片岡栄二郎 三郎次
浅野光男 弥惣次
本松一成 童の八郎
進藤英太郎 比古田
勝浦千浪 志乃
松原千浪 奈津
美山れい子 阿茶
中村時之介 甚作
楠本健二 孫九郎
中野市女蔵 弥太兵衛
原京市 新八
山内八郎 瀬兵衛
原健策 川上の次郎
佐々木孝丸 福間新五兵衛
上代悠司 松川主馬
国一太郎 柴橋権太夫
月形龍之介 二階堂兼親
清川荘司 箕輪玄蕃
立松晃 西崎豊後
堀正夫 大内備前
小田部通麿 長束五郎右衛門
阿部九洲男 平岩兵衛
青柳竜太郎 根来又四郎
藤木錦之助 戸畑鹿之助
三島雅夫 桂原忠通
中村錦之助 桂原主税介
水野浩 吾市
芝田総二 茂兵衛
山田光子 おろく
有馬宏治 庄左衛門
吉田江利子 まき
村田宏二 作兵衛
梅村浪路 遊行女美根
山本鳥古 遊行女波留
西辻利々子 遊行女由利
西辻利々子 

解説

“オール読物”所載の海音寺潮五郎の原作を「旗本退屈男 謎の紅蓮塔」の比佐芳武が脚色、「鳳城の花嫁」のコンビ松田定次が監督、川崎新太郎が撮影したスペクタクル時代劇。主演は「大名囃子 (前後篇)」の市川右太衛門、「鳳城の花嫁」の長谷川裕見子、「源氏九郎颯爽記 濡れ髪二刀流」の中村錦之助。ほかに勝浦千浪、月形龍之介、千石規子、片岡栄二郎など。色彩はイーストマンカラー。

あらすじ

戦国時代、九州日向の一円に土着した隼人族は、先住大和族の圧迫で壊滅に瀕していた。時あたかも木之宮隼人の長、佐多彦は、同じ隼人、川上族の次郎の裏切りによって、彼らの土地を狙う豪族二階堂兼親に一族二十余人とともに捕われ、水俣郷福間館に売られた。そのころ日向の国司、桂原忠通、主税介父子が、隼人族から奪った領地視察のため京から下ってきたが、途中、福間館へ寄った。その夜、館では桂原父子をもてなすため遊行女を招き入れたが女たちは実は川上族の長、比古田の娘志乃、佐多彦の妹阿久根らで深夜、彼女らは佐多彦らを脱出させた。佐多彦は志乃に礼も云わず直ちに次郎を斬って捨てた。やがて秀吉が政権を握り、隼人族も再興の準備を進めた。佐多彦は、桂原忠通の子、主税介を捕え、身柄と引換えに昔の隼人族の領地を書いたミカドの宣旨書を忠通から奪おうと計った。阿久根は言葉巧みに主税介をおびき寄せたが、宿命の敵同士は愛し合うようになり、山牢から主税介を逃した。館に戻った主税介は、忠通が佐多彦に殺され宣旨書を奪われたと聞いたがこれは兼親が領地を取るために佐多彦に罪をきせ隼人族の絶滅を計った偽りであった。主税介を逃した阿久根は兄に斬られようとしたが志乃に助けられた。志乃は木之宮集落との同盟のため父を不之宮へ走らせた。その留守に兼親の一隊に襲われ、志乃と阿久根は人質に捕われたが、佐多彦は単身二人の救出に二階堂に現れた。彼の前に立った主税介の助力に兼親とその家来達が殺到--大乱闘の渦がまいた。互いの身を案じて呼び合う佐多彦と志乃、主税介と阿久根。その時ようやく武器を入手した隼人族は二階堂に到着し、主税介は佐多彦の介添で兼親を斬り、御宣旨を見つけてやっと佐多彦の手に入る。佐多彦達に見送られ、主税介と阿久根はたのしい旅路に向った。

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