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続 サザエさん

  • ぞくさざえさん
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  • 平均評点

    51.7点(15人)

  • 観たひと

    30

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/4/9
上映時間 84分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督青柳信雄 
脚色笠原良三 
原作長谷川町子 
製作杉原貞雄 
撮影遠藤精一 
美術北猛夫 
北川恵笥 
音楽原六朗 
録音宮崎正信 
照明西川鶴三 
編集岩下廣一 
製作担当者鈴木政雄 
助監督岩城英二 
スチール副田正男 

キャスト

出演江利チエミ 磯野サザエ
松島トモ子 磯野ワカメ
小畑やすし 磯野カツオ
藤原釜足 サザエの父親
清川虹子 サザエの母親
藤木悠 ノリオ君
小泉博 フグ田君
梅野公子 フグ田君の母
青山京子 ミチ子
柳家金語楼 山中老人
沢村いき雄 山中老夫人
本郷秀雄 横向さん
中田康子 横向夫人
三木のり平 伊佐阪難物
藤間紫 伊佐阪軽子
一の宮あつ子 多胡夫人
雨宮隷子 多胡いね子
秋山由紀雄 多胡たかし
花房一美 富田千代子
佐原健二 富田夫
若山セツ子 吉井きみ子
千葉信男 吉井夫
宮田芳子 山下ふさ江
堺左千夫 山下夫
東郷晴子 中村先生
由利徹 三吉
森川信 田舎の夫
三田照子 田舎の妻

解説

朝日新聞連載の長谷川町子の漫画『サザエさん』から「大番」の笠原良三が脚本を書き、「次郎長意外伝 大暴れ三太郎笠」の青柳信雄が監督した「江利チエミの サザエさん(1956)」に次ぐ明朗篇。撮影は「美貌の都」の遠藤精一。主演はサザエさんに前作同様、江利チエミのほか、松島トモ子、小畑やすし、藤原釜足、清川虹子、小泉博、青山京子など。

あらすじ

気だては良いがお転姿娘のサザエさんも、この頃は結婚問題について真剣に考え始めた。というのも山高産業に勤める親切なフグ田君のことが忘れられないからだ。ある日、サザエさんは思い切って胸のうちをフグ田君に打明けた。フグ田君も同じ思いだったので二人の心は固く結ばれた。しかしサザエさんのせっかちな性分は、急に淑かになろうと思っても治るものではなく、弟のカツオ君と取っ組合いをしたり、大変なもの。姉弟喧嘩は殆んど年上の方が怒られる。サザエさんもその例で、お彼岸の御進物用のおはぎを妹のワカメからカツオたち腕白小僧どもが横どりしてしまったので、サザエさんが怒っていると、かえって事情を知らぬお母さんに大きな声を出してと注意されたり、カツオの顔に墨をつけたまま気づかずに外出したりする。フグ田君と会って十日程後のある日、フグ田君がお母さんを連れてサザエさんの家へ来た。ところが生憎その日、サザエさんのおデコにはコブができていた。そのコブは、隣のメロドラマ作家、伊佐阪難物先生を、従兄のノリオ君と訪ねたとき、先生の居ない間、散々にその悪口を喋ったため殴られてできたものだった。だが、サザエさんは額のコブに絆創膏を張って、いとも淑やかにフグ田君とお母さんの前に現われた。お母さんはサザエさんが気に入ったようである。サザエさんの父母とフグ田君母子が縁談について話しているのを、サザエさんは隣室で胸をときめかして聞いていた。ところが熱心に聞く余り、つい力が入ってサザエさんは襖を破り、皆の前に倒れ込んでしまった。フグ田君のお母さんは呆れて帰る。しかしサザエさんの真心はフグ田君のお母さんに認められ、こんな健康な娘はいないとまで思われるようになった。一家の笑い声にまじってサザエさんがノド自慢で取った賞品の仔豚までが賑かな鳴き声を立てていた。

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