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家庭教師と女生徒

  • かていきょうしとじょせいと
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  • 平均評点

    70.0点(1人)

  • 観たひと

    1

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1957
公開年月日 1957/1/9
上映時間 79分
製作会社 松竹大船
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督田畠恒男 
脚色橋田寿賀子 
原作北条誠 
企画小倉武志 
撮影布戸章 
美術脇田世根一 
音楽万城目正 
録音大野久男 
照明青松明 

キャスト

出演菅佐原英一 藤本
小山明子 石原順子
山鳩くるみ 小峯康子
浅茅しのぶ 順子の姉敏子
市川春代 母頼子
東山千栄子 祖母しの
井川邦子 内弟子お遊
三田玲子 内弟子里子
千村洋子 内弟子よし江
北竜二 康子の父
沢村貞子 康子の母
永井達郎 永住
佐々木恒子 芸妓桃吉
伊久美愛子 芸妓太郎
柴世津子 芸妓花代
志賀真津子 芸妓三太
高砂くみ 花沢喜久江

解説

“面白娯楽部”連載北条誠原作の映画化で「オーケストラの姉妹」の橋田寿賀子が脚色し、「緑なる人 (二部作)」の田畠恒男が監督する青春篇。撮影は「三羽烏再会す」の布戸章。主な出演者は「花ふたたび」のコンビ菅佐原英一と小山明子、「醉いどれ牡丹 前後篇」の山鳩くるみ、浅茅しのぶ、ほかに井川邦子、沢村貞子、市川春代、東山千栄子、北竜二、永井達郎など。

あらすじ

高校生の石原順子は、日舞の石原流後継者として祖母から厳しく仕込まれていたが、ために学業はおろそかになり卒業さえあやぶまれる。しかも跡目相続の披露を兼ねた公演会は間近い。順子は友達小峯康子の誕生日に招待された折、康子の家庭教師をしている大学生の藤本を紹介され、好意を抱き合うようになる。康子のすすめで順子も一緒に勉強をみて貰うことになり、彼女は因習の強い我家を離れ、小峯家を訪れるのが唯一の楽しみとなった。公演会の費用のことから、良くない噂の多い永住と結婚させようとする姉の執拗な態度に、順子は箱根で養生中の母の許へ逃げたこともある程だった。順子と藤本の接近を快く思わぬ康子は、ことよせては藤本を誘い出す。こうした娘の態度に康子の両親は彼を馘にした。途方にくれてアパートに戻った藤本の前には、永住のことから姉や祖母と衝突した順子が家出して来ていた。孤独な二人はその夜、結ばれた。だが翌日、祖母が急病で倒れたと内弟子のお遊が順子を迎えに来る。再起不能を宣告された祖母の姿に、順子は舞踊に一生を捧げようと決意、九州に就職の決った藤本の同行申し出を断わる。藤本が旅立つ日、順子の公演会が開催された。衣裳をつけて出を待つ順子の手には、成功を祈るとの藤本の電報が握られていた。

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