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あこがれの練習船

  • あこがれのれんしゅうせん
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基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/10/10
上映時間 82分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督野村浩将 
脚本成澤昌茂 
原案石谷幸夫 
企画藤井浩明 
製作永田秀雅 
撮影秋野友宏 
美術仲美喜雄 
音楽大森盛太郎 
録音須田武雄 
照明久保田行一 

キャスト

出演川口浩 三上昇
矢島ひろ子 姉紀子
北原義郎 田村弘一
小泉順子 妹葉子
鶴見丈二 岡二郎
花布辰男 父仁
平井岐代子 母ひさ
入江洋佑 橋本厳
渡辺鉄哉 峰島善太
黒須光彦 藤江卓志
伊藤直保 磯崎秋雄
市川和子 森川和枝
浦辺粂子 母なみ
三田隆 山口
伊東光一 谷口
小杉光史 高石
宮島城之 校長
山口健 教頭
南方伸夫 金魚屋の親爺
湊秀一 小型練習船の見張員

解説

海洋を背景に若さと情熱あふれる青春を描く。石谷幸夫の原案より「惚れるな弥ン八」の成澤昌茂が脚本を書き、「祇園の姉妹」の野村浩将が監督、「ねんねこ社員」の秋野友宏が撮影を担当する。出演者は「あさ潮ゆう潮」の川口浩、「ねんねこ社員」の北原義郎、「夜の河」の市川和子、第九期ニューフェイス出身の新人小泉順子、「惚れるな弥ン八」の矢島ひろ子。その他、鶴見丈二、入江洋佑、三田隆、浦辺粂子など。

あらすじ

海に臨む東海商船学校。先輩田村弘一のコーチするカッター部の三上昇と岡二郎は大の親友で、両親なき後、一人の姉紀子の仕送りとアルバイトで学業を続ける昇に、町の病院長の息子二郎は何かと心を使う。ある日、昇は田村から二郎の病院で看護婦見習いをしている妹葉子を紹介される。利溌な葉子が気に入った両親と共に、二郎も彼女を将来の相手と考えていた。港まつりの夜、二郎がグループの一人橋本厳の恋人和枝の店へ皆に連れて行かれたあと、彼を探しあぐねた昇と葉子は浜辺で語り合い、お互の似た境遇に心を惹かれる。だが数日後、学校を訪れた姉を見送った昇は、帰途、弘一から二郎が葉子との結婚を申出たと聞き驚いた。以来、昇は自分の心を押え、二人の接近を計るが、二人のため持ち出した部のモーターボートが二郎の不注意で盗まれたため弘一に難詰。一言も弁解せぬまま退校届を弘一に手渡し葉子の疑惑にも応えず東京へ去った。ボートの紛失を知った二郎は自分の過失と共に、葉子と昇の恋を悟るが、却って何も告げずに去った昇を憎む。学生の奔走でボートは戻り、二郎の努力で学資調達が可能となった昇も帰ってくるが二郎の態度は冷たい。やがて練習船太洋丸は長期実習に出発。途中暴風に遭遇し、ちぎれたセールの修理中、二郎は檣から転落。繋留索にすがりつく彼を昇は危険を冒して救助した。今は二郎の誤解も消え、太洋丸が帰港すると、出迎えた弘一は葉子が試験にパス、養成所入所のため東京へ去ったと告げる。二人は改めて海を恋人にしようと友情を誓う。再び晴れの遠洋航海に出る太洋丸。見送る葉子と二郎や昇の間に交されたテープが、いつ迄も長く続いていた。

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