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鬼火(1956)

  • おにび
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  • 平均評点

    76.5点(30人)

  • 観たひと

    45

  • 観たいひと

    4

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/7/5
上映時間 46分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督千葉泰樹 
脚色菊島隆三 
原作吉屋信子 
製作佐藤一郎 
撮影山田一夫 
美術中古智 
音楽伊福部昭 
録音藤好昌生 
照明大沼正喜 

キャスト

出演加東大介 忠七
津島恵子 ひろ子
宮口精二 修一
笈川武夫 吉太郎
中村伸郎 水原
中田康子 女中
堺左千夫 吉川
清川玉枝 松田しげ
広瀬正一 押売りの男
佐田豊 キャンデー屋
中北千枝子 中流住宅の奥さん
三條利喜江 水原の奥さん
如月寛多 すし屋の親爺

解説

吉屋信子の原作を「不良少年(1956)」の共同脚色者の一人菊島隆三が脚色した、怪談味の濃いスリラー・ドラマ。監督は「続へそくり社長」の千葉泰樹、撮影は「不良少年(1956)」の山田一夫。主な出演者は「現代の欲望」の加東大介、中村伸郎、「天国はどこだ」の津島恵子、「恐怖の逃亡」の中田康子、「処刑の部屋」の宮口精二など。

あらすじ

ガス会社の集金人忠七は仲々の腕っこきだが、どうやら独身を持て余しているようだ。通り過ぎの女に向ける眼も何か異常である。初秋のある日、忠七は、水原という家に集金に行ったが、そこで、女中を手ごめにする主人水原の姿を見てしまった。眼を吊り上げて佇む忠七に、水原の怒声が飛び、会社の上役に告げると脅かされた忠七は惨めな思いで、その家を出た。やがて忠七は、焼跡の一軒家に来た。友人の吉川に、この家の集金は難しいと云われては来たが、荒れ果てた家屋に、忠七は何か薄気味悪さを感じた。応待に一人の女が出て来た。身なりはヨレヨレだが顔立ちは美しかった。溜ったガス代を催促すると、女は、病床に伏す夫修一の薬を煎じるためガスだけは止めないでと哀願した。忠七はその代償に悪党ぶってサービスを要求。その夜、待ちくたびれた忠七の許へ、夜遅くひろ子が訪れた。汚れた着物、やつれ果てた顔に忠七は思わず顔をそむけたがそれでも布団を敷こうと押入をあけかけた。そのとたん女は部屋を飛出して行った。翌日の夕暮、忠七は、腹立ちまぎれに、今日こそはと再び女の家を訪れた。暗い家の中、忠七は思わずギョッとした。土気色になった修一の死体の傍に、ひろ子の首吊死体がぶら下っていた。「勘弁してくれ」と集金鞄も放り出して逃げようとする忠七の前に、青白い鬼火のようなガスコンロの火が燃えていた。それっ切り、忠七の姿は皆の前から消え去った。

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