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権三と助十 かごや太平記

  • ごんざとすけじゅうかごやたいへいき
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  • 平均評点

    55.0点(1人)

  • 観たひと

    1

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 時代劇 / コメディ
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/6/21
上映時間 58分
製作会社 東映東京
配給 東映
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督斎藤寅次郎 
脚本中田竜雄 
企画福島通人 
撮影福島宏 
美術中島敏夫 
音楽宅孝二 
録音小松忠之 
照明城田昌貞 

キャスト

出演堺駿二 権三
益田キートン 助十
星美智子 お梅
東宮秀樹 赤木勝馬
藤井貢 蝮の伝造
明石潮 彦兵衛
高橋収子 お清
初音礼子 お富
千石規子 お里
小島洋々 嘉右衛門
川田晴久 飴屋の文吉
星十郎 紋次
河童六十四 留七
曾根秀介 幸兵衛
高原秀麿 喜兵衛
大東良 屋台のおやじ
吉田いさみ 女中お花
小塚十紀雄 刀屋の主人
花菱アチャコ 大岡越前守
香叡子 嘉兵衛の妻
小杉義隆 番頭
長谷川晴雄 駕篭屋A
宮春児 駕篭屋B
初音礼子 偽花嫁の女

解説

「笑いの魔術師」の中田竜雄が脚本を書き、「お父さんはお人好し 優等落第生」の斎藤寅次郎が監督した時代喜劇。撮影は「笑いの魔術師」の福島宏。主な出演者は「笑いの魔術師」の堺駿二、益田キートン、川田晴久、「母子像」の星美智子、「お父さんはお人好し 優等落第生」の花菱アチャコ、「げんこつ社員」の初音礼子、「警視庁物語 魔の最終列車」の千石規子など。

あらすじ

お人好しの駕篭屋権三と助十は或る日梅田屋の主人彦兵衛からの借金取り立てのかたに、娘のお梅を無理に連れだそうとする蝮の伝造を駕篭に乗せた。匕首でおどされた二人が、何の手出しも出来ずにいるとき、現われた勝馬によって難を逃れた。勝馬は家宝の名刀村正を探し求める浪人だったがその刀が油屋の嘉右衛門の許にあるのを知り、二十両で譲りうけ、持ち帰っってみると刀はいつの間にかすりかえられていた。一方権三らはお梅を自由な身にしてやりたいと金の工面をしたがなかなか出来ず、彦兵衛は病身をおして借金に出かけようとした。お梅は父を案じ自ら嘉右衛門の家へ金を借りに出かけたが、彼はその代りにお梅を我がものにしようとした。逃げ帰ったお梅はその夜嘉右衛門が何者かによって殺されたのを知った。丁度その頃その傍を通った権三らは土塀から飛びおりた黒いかげをみた。そしてその男が落した煙草入れをそれとはしらず酒代がわりに置いて来てしまった。紋次、留七はお梅を犯人として捕えようとした。しかし自首して出たのは彦兵衛だった。又、刀をとりかえしに嘉右衛門の家へ行った勝馬も容疑者として捕えられた。伝造はお梅に父彦兵衛を助けてやるからと結婚を約束させた。お梅は父のため意を決した。式の当日、権三らは花嫁行列の駕篭に衝突して花嫁をすりかえ、お梅をかくまった。伝造は怒ってなぐり込みをかけたが、権三らの策にかかって引返した。その状景を前々から調べていた飴屋の文吉により、関係者は奉行所に引き出され、大岡越前守の裁きを受けることになった。そして文吉実は大岡の配下石子伴作の作った記録映画によって万事が解決した。勝馬は新妻姿のお梅と共に権三らに見送られて故郷へと向った。

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