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宇宙人東京に現わる

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  • 平均評点

    57.3点(100人)

  • 観たひと

    137

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    30

基本情報

ジャンル SF
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/1/29
上映時間 87分
製作会社 大映東京
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比
カラー/サイズ カラー
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督島耕二 
脚本小国英雄 
原案中島源太郎 
企画中代冨士男 
製作藤井朝太 
撮影渡辺公夫 
美術間野重雄 
音楽大森盛太郎 
録音西井憲一 
照明久保田行一 
特殊技術的場徹 
築地米三郎 
田中捨一 
色彩指導岡本太郎 

キャスト

出演南部彰三 磯辺直太郎
目黒幸子 磯辺徳子
川崎敬三 磯辺徹
見明凡太朗 小村芳雄
永井ミエ子 小村多恵子
山形勲 松田英輔
平井岐代子 松田清子
苅田とよみ 青空ひかり
苅田とよみ 天野銀子
小原利之 平野健一
岡村文子 お花
渡辺鉄弥 三吉
八木沢敏 パイラ人第二号
夏木章 パイラ人第三号
津田駿二 パイラ人第四号
斎藤紫香 紳士振った男
原田玄 船員
泉静治 酔客
花村泰子 芸者
谷謙一 用心棒
杉田康 新聞記者
早川雄二 警部

解説

「怪盗と判官」の小国英雄が脚本を書き、「新女性問答」の島耕二が監督、「婦系図 湯島の白梅」の渡辺公夫が撮影を担当した。主なる出演者は「娘の縁談」の川崎敬三、「応仁絵巻 吉野の盗賊」の山形勲、新人苅田とよみ、永井ミエ子など。色彩は大映カラー。色彩指導には画家岡本太郎が当っている。

あらすじ

宇宙の中のパイラと呼ばれる星から地球を観測していたパイラ人は、近頃地球上で頻々と起る原子雲を見つけ、自分達がその昔、原子力の破壊力を戦争に使う使わないで苦労したことを思い出した。そして、おろかな地球人に、自分達が如何に原子力を平和的に使ったかを知らせる為に宇宙船に乗り地球に近づいた。そんなことを知らない地球では空飛ぶ円盤が現われたといってさわぎ、東京城北天文台長の小村博士や助手の磯辺徹、小村の従弟で物理学者の松田博士等が怪円盤研究に腐心していた。宇宙船では地球への連絡地を日本と決め、次々とパイラ人の使者を送ったが、その形の奇怪な為に人々は恐れて近づかなかった。業を煮やしたパイラ人はその一人を銀子という名の日本の女に変身させて地球に送った。銀子は松田博士の家に入り込むことに成功した。パイラ人特有の明晰な頭脳を持つ銀子は博士が密かに発見していた、原水爆以上のエネルギーを持つ爆発物ウリュウムの方程式を読みとり、博士に自分の正体を打明けながら、地球上にその研究を発表するのは狂人に刄物だから止めろと注意した。博士は方程式を焼き捨てた。その頃、新天体Rが現われ、地球と衝突する軌道を進みつつあった。世界は驚愕し、R破壊の為に各国の原水爆が一せいに発射された。しかしいずれも不成功であった。某国の手先は松田博士を誘拐し、方程式を書かせようとした。危いところをパイラ人の使者達に救われた博士は、地球上には残さない約束で銀子に方程式を書いて渡した。パイラ人によってウリュウムが作られ、その爆発力でRは消え、地球は救われた。銀子は宇宙船に乗って地球を去って行った。

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