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彼奴を逃すな

  • きゃつをのがすな
  • I Saw the Killer
  • I Saw the Killer


  • 平均評点

    74.0点(35人)

  • 観たひと

    59

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    7

基本情報

ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/1/29
上映時間 96分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鈴木英夫 
脚本村田武雄 
製作宇佐美仁 
撮影三浦光雄 
美術小川一夫 
音楽芥川也寸志 
録音藤縄正一 
音響効果三縄一郎 
照明石川録郎 
編集坂東良治 
岩下廣一 
衣裳鈴木身幸 
製作担当者馬場和夫 
助監督清水勝弥 
スチール山崎淳 

キャスト

出演木村功 藤崎哲夫
津島恵子 妻君子
志村喬 永沢捜査主任
沢村宗之助 岡本捜査課長
土屋嘉男 白石刑事
瀬良明 原島刑事
堤康久 本間刑事
佐田豊 松永運転手
東郷晴子 妻栄子
伊東隆 健坊
日吉としやす キイ坊
沢村い紀雄 畳屋
河崎堅男 周旋屋
堺左千夫 暗殺者A
宮口精二 暗殺者B

解説

「獣人雪男」の村田武雄のオリジナル・シナリオを「くちづけ(1955)」第二話の鈴木英夫が監督、「姿なき目撃者」の三浦光夫が撮影を担当した。主なる出演者は「不良少年の母」の木村功、「市川馬五郎一座顛末記 浮草日記」の津島恵子「生きものの記録」の志村喬、佐田豊、東郷晴子、他に俳優座の土屋嘉男、「若き潮」に出た文学座の宮口精二など。

あらすじ

駅に近いある商店街でピストル殺人事件が起った。殺されたのは土地家屋周旋屋の主人であった。犯行の起った家の正面には藤崎夫婦の借店があった。藤崎はラジオの修理をしながら職を探し、妻の君子は生れる子供を待ちながら粗末な洋裁店を営んでいた。犯行の夜、藤崎は自分の店の前にいた怪しい男を見た。犯人捜査を担当する白石刊事は日撃者を求めて商店街の人々に会った。藤崎はかかりあいをおそれて事実を述べなかった。藤崎夫婦の住むアパートの隣室にはタクシー運転手の松永夫婦が二人の子供と住んでいた。その松永がある夜、乗客とともにピストルで殺された。ピストルの弾丸から犯人は周旋屋殺しと同一人と断定された。後悔した藤崎は警察に行きすべてを告白した。藤崎の写真が新聞に大きく出た。当局は証拠を消す為に藤崎を狙って現われるであろう犯人を待った。囮にされた藤崎は犯人に生命を狙われる気配を感じた。不安な日々を過すのに耐えられなくなった彼は、妻の君子とともに田舎に行こうとした。それを知った犯人達は藤崎を追い、刑事達がその後を追った。上野駅の人ごみの中で三つ巴の争いが始まった。犯人達は次々と捕えられた。地下道に逃げこんだ藤崎を追いつめたのは、周旋屋が殺された夜、藤崎が自分の店の前で見た怪しい男であった。絶対絶命の藤崎は、追って来た刑事と争う男に体当りをくらわした。翌日の新聞には藤崎の犯人逮捕に協力したことが大きくのった。

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