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大江戸出世双六

  • おおえどしゅっせすごろく
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  • 平均評点

    62.8点(5人)

  • 観たひと

    8

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/12/28
上映時間 90分
製作会社 松竹・京都
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督福田晴一 
脚本若尾徳平 
淀橋太郎 
製作岸本吟一 
撮影片岡清 
美術川村鬼世志 
音楽鈴木静一 
録音高橋太朗 
照明山本行雄 

キャスト

出演高田浩吉 一心太助
伴淳三郎 大久保彦左衛門
北上弥太朗 徳川家光
伊吹友木子 お夏
水原真知子 おちか
関千恵子 おせん
花菱アチャコ 源兵衛
野沢英一 宅悦
小畑やすし 新之助
鶴田六郎 吉五郎
コロムビア・ローズ おはま
清川虹子 おかん
三味線豊吉 およね
西川ヒノデ 権六
有木山太 源八
高橋豊子 矢島の局
須賀不二夫 川勝丹波守
寺島貢 松平伊豆守
山路義人 伊藤軍兵衛
戸上城太郎 小野剣鬼
天野刃一 香取
山田周平 笹尾喜内
青山宏 勝田久之進
近衛十四郎 竹内与五郎
永田光男 水野十郎左衛門
玉島愛造 羅宇直し

解説

「帰って来た若旦那」の若尾徳平が淀橋太郎と共同で脚本を書き、「二等兵物語」のコンビ、福田晴一が監督、片岡清が撮影を担当した。主なる出演者は「応仁絵巻 吉野の盗賊」の高田浩吉、「二等兵物語」の伴淳三郎、関千恵子「赤城の血祭」の北上弥太朗、「続・この世の花 第4・5部」の水原真知子、「帰って来た幽霊」の花菱アチャコ、新人伊吹友木子など。

あらすじ

天下の御意見番大久保彦左衛門の仲間一心太助は、家康公より拝領の皿を割ってしまった腰元お夏を手打から救ってやったが、うるさい武家奉公がイヤになり、源兵衛長屋へ引越して魚屋を開業した。この長屋には、太助に色眼をつかう家主の娘おせんをはじめ、産婆のおかん、あんまのおよね夫婦、唄の好きな大工の吉五郎とおはまの新婚夫婦、浪人竹内与五郎、そして、病身の母に孝養をつくすおちかと新之助の姉弟などが住んでいる。さて太助は、長屋に無理難題を吹ッかける大目付川勝丹波守に楯をついて相変らずの気骨ぶり、そのころ、将軍家光が口うるさい矢島の局の眼をくらまし、彦左の案内でこの長屋へやってきた。暢気な町人生活がすっかり気に入った家光、そればかりか孝行娘おちかに淡い恋ごころをおぼえてしまう。ところが、そのおちかが大阪夏の陣で逃亡した旗本中野源十郎の娘であることが知れ、誰よりあわてたのは浪人の竹内と川勝丹波守だ。というのは、おちかの母に気のあった川勝が中野源十郎を殺して行方不明といいふらし、その悪事を嗅ぎつけた竹内が川勝をゆすっていたからだ。秘密を守るためおちかを殺そうと図る川勝一味と、彦左衛門、太助たちとの間に、智恵くらべ、腕くらべがはじまった。松平伊豆守ら旗本の応援もあって、彦左と太助はめでたく川勝一味を倒したが、矢島の局の迎えを受けた家光はおちかと涙の別れを告げ、城へ帰った。そして太助は新妻姿のお夏に見送られて、元気よく町へ商売に出かけて行くのである。

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