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暁の合唱(1955)

  • あかつきのがっしょう
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  • 平均評点

    64.8点(11人)

  • 観たひと

    19

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    2

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/3/18
上映時間 90分
製作会社 大映東京
配給
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督枝川弘 
脚本八住利雄 
原作石坂洋次郎 
企画中代冨士男 
製作藤井朝太 
撮影板橋重夫 
美術仲美喜雄 
音楽米山正夫 
録音米津次男 
照明伊藤幸夫 

キャスト

出演香川京子 斎村朋子
見明凡太朗 斎村兵吉
竹里光子 斎村美代
石橋蓮 斎村銀二郎
根上淳 小出三郎
小沢栄 小出信吾
高松英郎 浮田隆
伏見和子 山辺米子
半谷光子 吉江とみ子
守田学 萩村
酒井清子 映画館の女みどり
青島純子 花塚駒子
菅井千鶴子 中年の女
宮島健一 田辺巡査
直木明 試験場の教師
酒井三郎 郵便集配人
北林谷栄 老婆
橘喜久子 附添の女

解説

石坂洋次郎の原作を「浮かれ狐千本桜」の八住利雄が脚色、「春の渦巻」の枝川弘が監督する。撮影は「恋の野球拳 こういう具合にしやしゃんせ」の板橋重夫。出演者は「七つの顔の銀次」の香川京子、根上淳、「泣き笑い地獄極楽」の伏見和子、「幸福を配達する娘」の高松英郎のほか小沢栄など。

あらすじ

朋子は女子大の入試にも合格したけれども、貧しい家のことを考え、東北の都市で住み込みとしてバス会社に入った。バスの営業所には、米子という芸者上りの女や、運転手の浮田などがいたが、朋子の出現ですっかり明るさを増した。彼女の仕事始めは、車庫の掃除から、車の油さしで、女だてらに車の下へもぐりこみ、嬉しそうに鼻唄まじりで油をさしていると、めずらしく社長の信吾が訪れた。これが又無類の好人物で、朋子とは直ちに大の仲良しになってしまう。信吾の甥三郎は性来の浮気者である。信吾を囲んで開かれた宴会の晩、朋子は三郎の経営している映画館へ連れて行かれ、そこで彼の乱行を見せつけられたが、朋子は逆に三郎を温く見る気持になった。運転手の浮田の御陰で、朋子は運転免許を得た。その吉報を持って三郎の所へ行った時彼女は急性盲腸炎で倒れ、病院へかつぎこまれた。その退院も間近かなある日、信吾が見舞に来て、三郎の嫁にならぬか、と突然云い出した。退院した朋子は、雨の降りしきる夜、三郎から至急車をよこしてくれと電話があったので、雨の中を古いシボレーで飛ばした。だが運悪く三郎を乗せてから、途中でガソリンが切れて立往生になり、そこで三郎はいきなり朋子を抱こうとした。朋子は狂った様に三郎の頬を打った。それから間もなく家へ帰った朋子は、東京へ出て苦労するからという三郎の別れの電報を受け、直ぐに駅の方へかけつけた。だが折から浮田と米子の婚約もきまり、それを理由に、信吾の計らいで三郎の出発は中止された。二人の婚約も間近かであろう。

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