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ジャズ娘乾杯!

  • じゃずむすめかんぱい
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  • 平均評点

    58.5点(13人)

  • 観たひと

    22

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1955
公開年月日 1955/3/21
上映時間 100分
製作会社 宝塚
配給 東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督井上梅次 
脚本井上梅次 
高木史郎 
撮影遠藤精一 
美術西七郎 
音楽多忠修 
河村篤二 
録音西尾昇 
照明岸本万平 

キャスト

出演伴淳三郎 曲芸師タニマン
寿美花代 長女高子
朝丘雪路 次女待子
雪村いづみ 末女美子
中山昭二 助監督の昭ちゃん
フランキー堺 楽隊屋のフラさん
羽鳥永一 振付師のバラ公
柳沢真一 フキカエの真ちゃん
寺島正 キャメラ助手の寺さん
高英男 フメン屋の英さん
ペギー・葉山 スクリプターの夏ちゃん
藤原釜足 眼医者の吉田博士
トニー谷 近江監督
寺島雄作 永井社長
江利チエミ 令嬢アケミ
浦島歌女 女優夕暮時子
桜間文子 「青い鳥」のママさん
有木山太 新井プロデューサー
山田周平 白石プロデューサー

解説

宝塚映画の本格的音楽映画で、宝塚の高木史郎と、「結婚期」の井上梅次が共同で脚本を書き、井上梅次が監督に当る。撮影は、「あんみつ姫」の遠藤精一の担当。出演者は、ジャズの江利チエミ、雪村いづみ、フランキー堺、柳沢真一、ペギー・葉山、宝塚の寿美花代、朝丘雪路、浦島歌女、その他中山昭二、高英男、伴淳三郎、トニー谷、藤原釜足などである。

あらすじ

曲芸師タニマンは、眼病のために都会の盛場の寄席を追われ旅興行に落ちて行った。タニマンの三人の娘は歌と踊りが好きでレヴュー女優志願だが、彼は許さなかった。三人姉妹は相談して、末娘美子が父について行くことにした。楽隊屋のフラさんと、緑ケ丘映画へ助監督の昭ちゃんを訪ねた二人は、エキストラの仕事をもらった。父を安心させる為に、二人は抜擢されニュースターになったと知らせたが、タニマンは、遂に曲芸中失敗してしまった。名医に見せるからといって、無理に父を呼び戻したが、現実を知らせるに忍びなかった。偶然かかった眼科医が、手術すれば全快すると保証したので、昭ちゃん達がやっと金を集め、手術をうけた。全快迄の二週間に、スターにならなければと、娘達は心配したが、タニマンは、それを感じて悟ってしまった。その時、映画製作部では企画に混乱を来たし、封切の穴埋めの作品を、社長以下幹部が試写をすることになった。昭ちゃん、フラさんグループが半端フィルムで撮影した「黄色いマフラー」も映写され、社長は気に入って製作が続けられることになった。一同は大喜びをし、三人姉妹とフラさんのデビューの記事が、新聞に載った。予定通りに、タニマンは二週間目に全快したが、娘達の美しい嘘にだまされていようと、偽盲目をよそおっていた。医者に娘達がスターになったことを聞き、盲目でいる必要もなくなったタニマンは、大喜びで娘達の撮影現場へ駈けつけた。

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