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青春のお通り 愛して泣いて突走れ!

  • せいしゅんのおとおりあいしてないてつっぱしれ
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  • 平均評点

    58.4点(14人)

  • 観たひと

    24

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1966
公開年月日 1966/4/27
上映時間 89分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督斎藤武市 
脚色三木克巳 
原作京都伸夫 
企画坂上静翁 
撮影萩原憲治 
美術坂上武玄 
音楽小杉太一郎 
録音片桐登司美 
照明大西美津男 
編集近藤光雄 
スチール目黒祐司 

キャスト

出演吉永小百合 南原桜子
浜川智子 青柳久子
松原智恵子 駒井中子
浜田光夫 青柳圭太
藤村有弘 浪花秀介
香月美奈子 浪花ユカリ
下絛正巳 南原安太郎
高野由美 南原菊野
杉江弘 王祐二
進千賀子 王美絹
嵯峨善兵 王合成
原恵子 王邦子
小園蓉子 桃代
北龍二 曽根画伯
初井言栄 曽根画伯夫人
原泉 斎藤カメ
桂小かん ガンさん
相原巨典 平橋部長
柴田新三 松阪

解説

京都伸夫の原作を、「河内カルメン」の三木克巳が脚色、「大空に乾杯」の斎藤武市が監督した“青春のお通り”シリーズ第二作目。撮影もコンビの萩原憲治。

あらすじ

チャッカリスカヤこと南原桜子は短大を卒業後、Kツーリストに就職したが、あまりに安い給料に愛想をつかして、会社をやめて、テレビ作家浪花秀介のところに、お手伝いさんとして住みこむことにした。この浪花家は、妻の女優ユカリとハウスキーパーのカメ婆さんの三人暮しだが、ユカリと秀介の夫婦仲は悪く、お互いに浮気ばかりしていた。しかし桜子は住みこみで、給料二万円という条件に満足して、お手伝いさん生活を始めた。そんな桜子にとって気がかりなのは、桜子の親友でケロリンスカヤこと久子の兄圭太のこと。桜子は圭太が好きだったが、桜子のもう一人の親友キドリンスカヤこと中子も圭太に好意をよせて、なにかと理由をつけては圭太のもとに通っていた。そしてある日、桜子は、圭太が、中子や久子と共に松山に旅行にでたことを知り、勝手に失恋したときめこんで、一人で傷心旅行にでていった。しかし、これにはわけがあった。久子が自分の婚約者平橋をよく思わない圭太を、何とかうちとけさせようと、自分たちの婚約旅行に中子と圭太を誘ったのだった。そんなこととは知らず、旅行の途中、ホテルを経営している兄祐二のところに寄った桜子は、数年前黒人の作曲家と結婚して、渡米していた姉桃代が、黒人の赤ちゃんを連れて帰って来ているのにめぐりあった。が、それもつかの間、夫に先だたれ生活に困る桃代は、三年後には必ずもどってくる、という置手紙を残して、一人で米国に帰ってしまった。近く子供ができるという妻のある祐二には、赤ん坊を育てることはできず、桜子が、その赤ん坊を引受けて浪花家に帰った。意外にも浪花家では、温くこの赤ん坊をむかえ入れてくれた。そしたある日、桜子は今度の旅行で知りあった老画家曽根に招かれ、そこで曽根の温い親切にふれた。曽根は、桜子の話を聞き、その赤ん坊と共に、桜子の両親までも、自分の家にひきとろうというのだ。桜子と、両親は涙してその好意を受けた。圭太との誤解もとけた桜子の胸には、明るい希望がはちきれそうだった。

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