男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

歌ごよみお夏清十郎

  • うたごよみおなつせいじゅうろう
  • ----
  • ----

amazon


  • 平均評点

    50.0点(13人)

  • 観たひと

    20

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    4

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1954
公開年月日 1954/11/1
上映時間 100分
製作会社 新芸術プロ
配給 新東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督冬島泰三 
脚色舟橋和郎 
原作旗一兵 
製作福島通人 
樋口大祐 
撮影太田真一 
美術川村鬼世志 
音楽上原げんと 
録音杉山政明 
照明藤来数義 

キャスト

出演香川良介 但馬屋九右衛門
美空ひばり お夏
市川雷蔵 清十郎
河野秋武 勘十郎
石原須磨男 多十郎
柳永二郎 近江屋甚兵衛
中村時十郎 大場伴内
高松錦之助 彌助
三条美紀 お蔦
川田晴久 般若の伝六
山茶花究 人夫安吉
沢井三郎 唖の寅松
野沢英一 那波屋又左衛門
堺駿二 与助

解説

戦前戦後合せて三度目の映画化で原作は旗一兵、脚本は、「学生五人男シリーズ・第一部 幽霊軍隊」の舟橋和郎、「恋風街道」の冬島泰三が監督に、太田真一が撮影に当る。出演者は、「若き日は悲し」の美空ひばり、「千姫(1954)」の市川雷蔵、「真実の愛情を求めて 何処へ」の柳永二郎、「赤穂義士(1954)」の三条美紀、「唄ごよみ いろは若衆」の川田晴久、堺駿二、香川良介など。

あらすじ

元禄の頃。姫路藩御用達の米問屋但馬屋の手代清十郎は、美男で働き者との評判だった。但馬屋の娘お夏は気丈な娘で、清十郎を慕っていたが、表面は主従の気持を崩さなかった。但馬屋に米の買付の金五百両がお蔵奉行から届いた時、商売仇の近江屋は但馬屋の手代勘十郎を利でつって寝返りを強要した。勘十郎は口の不自由な寅松を使って土蔵から金を盗み、見ていた多十郎を威し逃げようとしたが、清十郎が来たのを見て、彼に濡衣を着せた。但馬屋は、お夏と与助の結婚を条件に那波屋に援助を頼むが、近江屋に仲をさかれてしまった。清十郎は島流しの刑に処せられ、自責の念にたえられなくなった多十郎は奉行所へ訴えようとするが、勘十郎に毒殺された。藩からの督促のために九右衛門は勘十郎のすすめもあって、近江屋に米をたのむが、廻送されて藩に納めた米に砂利が混っていたために但馬屋は倒産してしまった。お夏は彌助に助けられ、病床についてしまった九右衛門と彌助の家に泊めてもらった。このことを知った清十郎は流刑場を脱出し、料理屋の女お蔦に助けられた。勘十郎に闇討ちされた寅松は彌助に救われるが、真実を書き残して死んだ。近江屋甚兵衛と勘十郎に襲われてお夏達が危くなった時、清十郎とお蔦が駈けつけ難を救ったが、お蔦は勘十郎に殺された。悪人達は成敗され、但馬屋は復活し、清十郎はお夏の婿養子となった。

関連するキネマ旬報の記事