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家庭の事情 馬ッ鹿じゃなかろうかの巻

  • かていのじじょうばっかじゃなかろうかのまき
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  • 平均評点

    69.0点(2人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1954
公開年月日 1954/3/17
上映時間 46分
製作会社 宝塚
配給 東宝
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督小田基義 
脚色賀集院太郎 
原作三木鮎郎 
撮影藤洋三 
美術西七郎 
音楽多忠修 
録音森武憲 
照明西沢寿男 

キャスト

出演トニー谷 戸仁井君
伊吹友木子 春子さん
重山規子 英代
千葉信男 相良
柳谷寛 広川課長
春風すみれ みさ子
春日清 片目の小男
初音麗子 おかみさんA
瑠璃豊美 おかみさんB
梅香ふみ子 おかみさんC
静花翠 女子高校生
寺島雄作 親分
大原二郎 アベックの男
三條公子 アベックの女
小久保千代子 戸仁井の母
滝太郎 戸仁井の兄
吉川美代子 その妻
時雨乙和 戸仁井の姉
芝田総二 その夫

解説

宝塚がトニー谷(この恋!五千万円)を主演に連続製作を企画しているコメディ、トニー・シリーズの第一作。三木鮎郎の原作を「花祭底抜け千一夜」の賀集院太郎が脚色し、「若夫婦は朝寝坊」の小田基義が監督している。撮影は「暖風」の藤洋三、美術は「鞍馬天狗斬り込む」の西七郎。助演は伊吹友木子、NDTの重山規子、「学生五人男」の柳谷寛などである。

あらすじ

戸仁井は月賦建物会社のセールスマンで、社のタイピスト春子さんと恋仲だが、住む家がなくて結婚できない。じれた春子は「生活力のある人ならお爺さんでもいい」と言出すので、戸仁井は気が気ではない。ある日、出勤の途中、電車の中でスリを発見したのが仇となり、目付の悪い連中に公園に連込まれ、シャツとパンツを残して身ぐるみはがれた。一計を案じてマラソンの練習よろしく走出すと、知らぬまに本物のマラソンの列に加わる。盗んだ服を着たスリを見つけて懸命に力走したら、新記録で一着と認められ、その賞として家を一軒貰った。喜び勇んで行ってみると、前の住人は立退かず、しかも近々そこを車が通る事になっており、大騒ぎである。ヤケになった戸仁井は「家の真中を電車を通せ」という。所がその言葉通り、戸仁井の住宅の中央を車が走ることになり、神経衰弱になった二人は、自殺を覚悟して線路に体を横えた。折しも電車はストで運転中止、二人の自殺は失敗した。最後の妙案、それは戸仁井が電車の運転手となり、自宅の中央で車をとめ、春子は甲斐甲斐しく駅弁を客に売りつけることだった。

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