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君の名は 第2部

  • きみのなはだいにぶ
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  • 平均評点

    63.9点(52人)

  • 観たひと

    89

  • 観たいひと

    6

  • レビューの数

    10

基本情報

ジャンル ラブロマンス / ドラマ
製作国 日本
製作年 1953
公開年月日 1953/12/1
上映時間 120分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督大庭秀雄 
脚色柳井隆雄 
原作菊田一夫 
製作山口松三郎 
撮影斎藤毅 
美術浜田辰雄 
音楽古関裕而 
録音大村三郎 
照明磯野春雄 

キャスト

出演岸恵子 浜口真知子
佐田啓二 後宮春樹
淡島千景 女中頭綾
川喜多雄二 浜口勝則
市川春代 母徳枝
笠智衆 加瀬田修造
小林トシ子 
野添ひとみ あさ
月丘夢路 後宮悠起枝
須賀不二男 水沢謙吾
淡路恵子 戸村奈美
日守新一 仁科
市川小太夫 角倉勘次
望月優子 妻信枝
伊沢一郎 本間定彦
磯野秋雄 末永
北原三枝 ユミ
岸本公夫 サムロ
三井弘次 横山

解説

スタッフ、キャストとも第一部とほぼ同じ顔ぶれであるが、スタッフは新たに美術を「東京物語」の浜田辰雄が担当している。出演者としては「家族あわせ」の日守新一、「東京マダムと大阪夫人」の北原三枝、「乙女のめざめ」の岸本公夫が新しく登場する。

あらすじ

傷心を抱いて佐渡から帰京した春樹は、じっと思い出の数寄屋橋に佇んだ。真知子に逢えた喜びと真知子と別れた悲しみが、思い出となって甦り、ただせつなかった。数日後彼は北海道で牧場を経営している友人末永の許へ旅立った。一方、真知子も佐渡から浜口家へ帰ってきたが相変らず姑の徳枝は意地悪く、遂に過労から彼女は流産した。その頃鳥羽から上京した悠起枝は街のゴロツキ横山にひっかかるが、偶然会った綾の世話で修造老人や梢達の果物屋を手伝うことになり、店の後援者仁科と結婚することになった。姉の結婚式に久々に東京へ帰ってきた春樹とは入れ違いに、真知子は遥々北海道を訪ねた。アイヌの若者サムロと許婚の間柄であるにも拘らず、春樹を熱愛する末永牧場のアイヌの娘ユミは、真知子の来島に心が騒いだ。やがて春樹は東京から帰って来たが、眼前の真知子に喜びの眼を輝したので、ユミは失望してコタン祭りの晩、摩周湖に身を投げた。サムロもまた彼女を助けようとして死んだ。しかし、春樹と真知子も別れなければならぬ運命にあった。勝則が同居請求手続きをとったため、裁判所の出頭命令が北海道まで真知子を掴まえにきたのである。雪模様の荒涼たる美幌駅で、真知子は春樹に別れを告げた。凝然と向き合った二人、その尽きぬ名残を断ち切るかのように、ゴトリと鈍い音を立てて動き出した汽車は、徐々に速力を増して行った。

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