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壁あつき部屋

  • かべあつきへや
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  • 平均評点

    71.4点(26人)

  • 観たひと

    51

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    6

基本情報

ジャンル 戦争
製作国 日本
製作年 1956
公開年月日 1956/10/31
上映時間 110分
製作会社 新鋭プロ
配給 松竹
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督小林正樹 
脚本安部公房 
原作BC級戦犯の手記より 
製作小倉武志 
撮影楠田浩之 
美術中村公彦 
音楽木下忠司 
録音大野久男 
照明豊島良三 

キャスト

出演浜田寅彦 山下
三島耕 横田
下元勉 木村
信欣三 川西
三井弘次 西村
伊藤雄之助 許(朝鮮人)
内田良平 横田の弟
林トシ子 山下の妹
北龍二 隠亡燒
岸恵子 娘ヨシ子
小沢栄 浜田
望月優子 浜田の妻
小林幹 A級戦犯
永井智雄 戦犯
大木実 戦犯
横山運平 M爺さん
戸川美子 特飲街の女

解説

巣鴨拘置所に服役中のBC級戦犯の手記「壁あつき部屋」の映画化で、新鋭プロ第一回作品。脚色には芥川賞受賞作家阿部公房が当り、「まごころ」の小林正樹が監督している。撮影は「日本の悲劇」の楠田浩之、音楽は「青空大名」木下忠司。出演者は「沖縄健児隊」の三島耕、「早稲田大学」の小沢栄、信欣三、「君の名は」の岸恵子、小林トシ子ほか俳優座、文学座、民芸などの新劇人である。

あらすじ

巣鴨拘置所--そこには文明と平和の名に於いて裁かれた戦犯達が服役している。その一人山下は、戦時中南方で上官浜田の命令で一人の原住民を殺したのだが、その浜田の密告で重労働終身刑の判決を受けた。また横田は戦時中米俘虜収容所の通訳だっただけで巣鴨に入れられた。しかも戦時中、横田がたった一人人間らしい少女だと思つた優しいヨシ子は、今では渋谷の特飲街に働く女である。朝鮮人の許も、神経質な山下もこうして戦犯の刻印をおされた犠牲者の一人にすぎなかった。脱出に失敗した山下はその直後母の死を知った。時限をきめて出所を許された山下は、浜田が女手の山下の家を今迄迫害し続けていた事を知ると一切の怒りがムラムラとこみあげてきた。しかし恐怖に歪んだ浜田の表情を見た山下は、殺す気もしなくなった。たった一人の妹は、「これからどうする?」という山下の問いに、「生きて行くわ」とポツリと答えた。再び横田達に迎えられて、拘置所の門をくぐる山下、そしてそこには、再びあつい壁だけが待っていた。

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