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雁(1953)

  • がん
  • Wild Geese
  • ----

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  • 平均評点

    71.4点(53人)

  • 観たひと

    87

  • 観たいひと

    11

  • レビューの数

    15

基本情報

ジャンル 文芸
製作国 日本
製作年 1953
公開年月日 1953/9/15
上映時間 104分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督豊田四郎 
脚色成澤昌茂 
原作森鴎外 
企画平尾郁次 
黒岩健而 
撮影三浦光雄 
美術伊藤熹朔 
木村威夫 
音楽団伊玖磨 
録音橋本国雄 
照明柴田恒吉 

キャスト

出演高峰秀子 お玉
田中栄三 善吉
小田切みき お梅
浜路真千子 お竹
東野英治郎 末造
浦辺粂子 お常
芥川比呂志 岡田
宇野重吉 木村
三宅邦子 お貞
飯田蝶子 おさん
山田禅二 太助
直木彰 石原
宮田悦子 おみつ
若水葉子 お針子

解説

明治末期から大正初期にかけて雑誌“スバル”に連載された森鴎外原作の映画化で、「続馬喰一代」の成澤昌茂の脚本を、「春の囁き」の豊田四郎が監督している。撮影は「愛情について」の三浦光雄、音楽は「獅子の座」の団伊玖磨。出演者は「明日はどっちだ」の高峰秀子、宇野重吉、「煙突の見える場所」の芥川比呂志、「刺青殺人事件」の東野英治郎、「あにいもうと(1953)」の浦辺粂子、山田禅二など。

あらすじ

下谷練塀町の裏長屋に住む善吉、お玉の親娘は、子供相手の飴細工を売って、わびしく暮らしていた。お玉は妻子ある男とも知らず一緒になり、騙された過去があった。今度は呉服商だという末造の世話を受ける事になったが、それは嘘で末造は大学の小使いから成り上った高利貸しで世話女房もいる男だった。お玉は大学裏の無縁坂の小さな妾宅に囲われた。末造に欺かれたことを知って口惜しく思ったが、ようやく平穏な日々にありついた父親の姿をみると、せっかくの決心もくずれた。その頃、毎日無緑坂を散歩する医科大学生達がいた。偶然その中の一人岡田を知ったお玉は、いつか激しい思慕の情をつのらせていった。末造が留守をした冬の或る日、お玉は今日こそ岡田に言葉をかけようと決心をしたが、岡田は試験にパスしてドイツへ留学する事になり、丁度その日送別会が催される事になっていた。お玉は岡田の友人木村に知らされて駈けつけたが、岡田に会う事が出来なかった。それとなく感ずいた末造はお玉に厭味を浴びせた。お玉は黙って家を出た。不忍の池の畔でもの思いにたたずむお玉の傍を、馬車の音が近づいてきて、その中で楽しそうに談笑する岡田の顔が、一瞬見えたかと思うと風のよう通り過ぎて行った。夜空には雁の列りが遠くかすかになってゆく。

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