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シミ抜き人生

  • しみぬきじんせい
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基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1953
公開年月日 1953/8/12
上映時間 67分
製作会社 松竹大船(中編)
配給
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督野崎正郎 
脚本椎名利夫 
改訂福田恒存 
原作高田保 
製作長島豊次郎 
撮影小杉正雄 
美術梅田千代夫 
音楽加藤光男 
録音伊藤数夫 
照明市村政次郎 

キャスト

出演三橋達也 杉陽吉
幾野道子 新田あけみ
三木隆 木内邦夫
市川小太夫 父新兵衛
北原三枝 竹村きく子
高橋豊子 母きよ
三原京子 女給みよ子
小林十九二 支配人
高瀬乗二 バーテン前田

解説

高田保の原作を福田恒存が改訂、「愚弟賢兄」の椎名利夫がシナリオを書き、「花咲く我が家」の野崎正郎が監督している。出演者は「美貌と罪」の幾野道子、「決闘」の三橋達也、「海の花火」の三木隆、新人三原京子などである。

あらすじ

キャバレー「サロン・バラ」のダンサー新田あけみは染物屋の若旦那木内邦夫に慕われて、困っている。邦夫には竹村きく子という婚約者があるのだが、邦夫は家を飛び出して、あけみの家に転がり込んで来た。あけみには迷惑だが、気の弱い邦夫を見ては追い出すわけにもゆかず、結局邦夫にシミ抜き屋を開業させた。キャバレーの用心棒杉陽吉はあけみに好意を寄せており、一時は邦夫を憎んだが、あけみの気持を知って自分も堅気になる決心をし、二人の為に何くれとなく力を借すのだった。やがて二人は立派な染物店を開くまで事を運んだが、その資金を邦夫の父から借りて呉れたのは、きく子であった。陽吉からそれを聞いたあけみは、邦夫をきく子に返さねばならないと思った。「シミを抜いた品物は、お客様に返すのか道理ですわ」そう云って、あけみは淋しく笑った。あけみと陽吉が新しい生活を求めて九州へ旅立ったのは、それから数日後であった。

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1953年10月下旬号

日本映画批評:シミ抜き人生