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大佛開眼

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  • 平均評点

    53.4点(5人)

  • 観たひと

    11

  • 観たいひと

    9

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル 時代劇
製作国 日本
製作年 1952
公開年月日 1952/11/13
上映時間 128分
製作会社 大映京都
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード
メディアタイプ フィルム
音声 モノラル
上映フォーマット 35mm

スタッフ

演出衣笠貞之助 
脚本八木隆一郎 
原作戯曲長田秀雄 
企画松山英夫 
辻久一 
製作永田雅一 
撮影杉山公平 
美術伊藤熹朔 
音楽団伊玖磨 
録音大角正夫 
照明加藤庄之丞 

キャスト

出演長谷川一夫 楯戸ノ国人
京マチ子 麻夜賣
水戸光子 橘ノ咲耶子
日高澄子 大宮ノ森女
大河内傳次郎 行基
小沢栄 国中ノ公麿呂
黒川弥太郎 藤原ノ仲麿呂
石黒達也 大草ノ雪足
坂東好太郎 橘の伴成
羅門光三郎 酒麿呂
岡譲二 橘の奈良麿呂
南条新太郎 泰出演ノ君安
殿山泰司 黒守
植村謙二郎 新城ノ小楠
荒木忍 良辨
香川良介 橘の諸兄
近衛敏明 吉備ノ真備
小柴幹治 柿本ノ男玉
南部彰三 佐伯ノ今毛人

解説

昭和二十七年度芸術祭参加作品として大映京都撮影所に於て社長永田雅一の指揮の下に製作、企画には松山英夫企画調整部長と辻久一が共同で当っている。原作は長田秀雄の戯曲で昭和十六年新協劇団によって上演され評判となったものである。脚色は「武蔵と小次郎」の八木隆一郎で、「修羅城秘聞 双龍の巻」の衣笠貞之助が監督に当り、「振袖狂女」の杉山公平が撮影している。配役は「勘太郎月夜唄」の人、長谷川一夫、「美女と盗賊」の京マチ子、「すっ飛び駕」の大河内傳次郎、黒川弥太郎、「怪談深川情話」の水戸光子、「暴力」の日高澄子、「利根の火祭」の坂東好太郎やその他多彩な助演陣である。

あらすじ

天平十七年の五月、都が近江紫香楽から奈良へ移され、時の帝、聖武天皇は遷都を機会に国土平安、万民幸福のため五丈五尺の大仏建立を仰せいだされた。ところが、宮廷内に於てこのことをめぐって建立を成就させ帝の信任を集めようとする藤原ノ仲麿呂と建立の不可能をとなえ、仲麿呂を失脚させようとする橘の奈良麿呂一族との政治的抗争が激化した。造仏長官に任ぜられた国中ノ公麿呂は両方の板ばさみになり造営に対する自信を失いかけるが、時の大僧正行基にはげまされ、彫刻の若い天才楯戸ノ国人を助手に得て、専心造営にとりかかった。国人は若い情熱と才能とを傾けて日夜その設計に没頭したが、そのため野性的な彼の恋人麻夜賣に逢う機会も少なくなり、彼女の心を淋しさにいら立たせた。造営事業が進むに従って橘一族のこれを妨害する陰謀ははげしくなり、巫女の大宮ノ森女に建立を呪咀させたが、国人の努力で大仏の原型は見事に完成した。そして、いよいよ人力と資材の限りをつくして大分の鋳造工事にとりかかった。麻夜賣は国人が前右大臣の美しい未亡人橘ノ咲耶子の像を刻んでいることに激しい嫉妬を感じた。国人の才能をねたみ、麻夜賣に野望を持つ新城ノ小楠は彼女の嫉妬を利用して妖しい踊りをおどらせ、そのすきに大仏の右手の鋳型をはずすと共に大音響をたてて崩壊し、この椿事のため建立は中止されることになった。しかし行基大僧正の遺言もあり、再び建立再開の大命が帝より下された。こうして大仏完成の日が近づくと橘の奈良麿呂の焦りは激しく、大仏の顔を鋳上げる前夜、再び小楠を使って顔を鋳る銅の中へ鉛塊を混合させた。こうすれば絶対に鍍金は出来ないのだった。当日大爐から火となった銅汁が顔の鋳型へ向って流れはじめたとき国人はその色によって異変をさとり身をもってこの流れを防いだので、全身に致命的な火傷を負った。無事に完成した大仏の顔の鋳型の外されるのを見ながら国人は死んで言ったが、国人に死に麻夜賣には白衣をまとって大仏の掌の上でいたましくも狂い踊っていた。

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