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安宅家の人々

  • あたかけのひとびと
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  • 平均評点

    71.0点(23人)

  • 観たひと

    42

  • 観たいひと

    3

  • レビューの数

    3

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1952
公開年月日 1952/5/15
上映時間 116分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督久松静児 
脚本水木洋子 
原作吉屋信子 
撮影高橋通夫 
美術柴田篤二 
音楽古關裕而 

キャスト

出演船越英二 安宅宗一
田中絹代 安宅國子
三橋達也 安宅譲二
乙羽信子 安宅雅子
三條美紀 宇田川次枝
山村聡 玉木雄二郎
本間文子 おとく
菅邦彦 勇吉
飛田喜佐夫 幸造
宮嶋健之 健作
大泉滉 高橋
多々良純 田邊
小沢栄 宗一の従兄弟
見明凡太朗 獣医

解説

原作は毎日新聞連載の吉屋信子の小説。脚本は「せきれいの曲」の水木洋子、監督と撮影は「生き残った弁天様」の久松静児に高橋通夫。出演者は「死の街を脱れて」の船越英二に三橋達也、「西陣の姉妹」の田中絹代、「雪崩(1952)」の乙羽信子、「娘初恋ヤットン節」の三條美紀に、山村聡、小沢栄などである。

あらすじ

安宅宗一は生れつきの精神薄弱者だったが、徹底的な善意の人間で美しい心を持っていた。元、安宅家の執事の娘国子が、その妻となっていたが、彼女は大変なしっかり者であったが、あくまでも宗一を良人と立て、親ゆずりの広大な家屋敷で、養豚場を経営して、安宅家を立派に護り通していた。宗一には異母弟で妾腹の子譲二があったが、彼は派手好きの我ままな放蕩者で、親から受けついだ財産はすべて失って、宗一の屋敷内の家へ移り住んできた。譲二の妻雅子は、夫が兄の宗一を馬鹿にしているのにひきかえ、その善良さを尊敬し、国子の仕事に協力した。譲二は更に事業に失敗し、その負債を嫂の国子に清算してもらって、養豚場の事務長の椅子を与えられたにも関わらず、使用人たちをおだてて、ストライキを企み、見事に失敗してしまった。譲二夫婦が去った後、国子は宗一が雅子を愛しはじめていたことに気がついたが、その宗一も事故で死んでしまった。安宅家の相続問題で、国子は再び譲二や親類の人々に苦境に立たせられるが、敢然としてたたかい、その全財産を投じて不幸な精神薄弱者に奉仕することを誓い、雅子も譲二と離婚して、国子に従うのだった。

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