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サラリーマン目白三平 亭主のためいきの巻

  • さらりーまんめじろさんぺいていしゅのためいきのまき
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  • 平均評点

    65.2点(13人)

  • 観たひと

    23

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/7/5
上映時間 78分
製作会社 東宝
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ モノクロ/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督鈴木英夫 
脚色松木ひろし 
井手俊郎 
原作中村武志 
製作金子正且 
撮影小泉福造 
美術小川一男 
音楽宅孝二 
録音伴利也 
下永尚 
照明金子光男 
編集岩下廣一 
製作担当者森本朴 
助監督長野卓 
スチール土屋次郎 

キャスト

出演笠智衆 目白三平
望月優子 目白文子
坂下文夫 目白春木
日吉としやす 目白冬木
水野久美 柏木みさ子
船戸順 高山良介
団令子 高山つぶら
松本染升 柏木雄太郎
三田照子 久野洋子
浜美枝 久野敦子
賀原夏子 海野夫人
宮田芳子 佐々木夫人
三島耕 先生
松村達雄 相馬課長
加代キミ子 相馬夫人
田島義文 柴田
伊藤久哉 大沢
田村まゆみ 小牧和子
左卜全 ゴムヒモ売りの老人

解説

「サラリーマン目白三平 女房の顔の巻」に続く目白三平もの。スタッフ・キャストはいずれも前作と同じ顔ぶれである。パースペクタ立体音響。

あらすじ

目白三平は国鉄勤続二十五年平凡なサラリーマンだ。二人の育ち盛りの子供をかかえ、文子夫人は苦しい家計のやりくりに、ついグチも出る。長い結婚生活の疲れが二人に訪れてきたのだ。そんなある日、三平の郷里信州から、遠い姪にあたる柏木みさ子が彼を頼って上京してきた。旅館で病気になり一文もない彼女に三平は小遣い三千円をはたき、その上どうしても帰郷しないというので行きつけの喫茶店青い鳥の住込店員に使ってもらうことにした。若くて美しい姪の出現、三平は心うきうき帰宅したが、使い果たした小遣いの手前もあって文子夫人にはこのことを言いそびれた。三平は酒が飲めないので大の宴会ぎらいだが、臨時出費の穴埋めに課長から借金したため交換条件に定例の懇親会に出るハメとなった。泥酔した課長を送り届けて帰宅したのは午前二時。文子夫人のおかんむりにむしゃくしゃした三平は明日が母の日と聞いて余計くさった。嫌気がさした三平は翌日、夫人にさからって、みさ子を誘い東京見物に出かけた。怒った文子夫人も子供たちを留守番に映画見物。迷惑なのは子供たちで高校生の春木は公然と両親を批判、小学生の冬木は淋しそうだ。険悪な空気の中で目白夫妻の仲は気まずくなるばかり。三平にはみさ子の笑い顔がちらつく。そんな目白家に冬木の担任の先生が訪れ、採りたての南京豆と一通の御礼の手紙を差出した。それは、前に冬木が小遣いをさいて養老院の人たちへお菓子を届けた御礼で、目白夫妻は冬木のやさしい心根と、知らぬまに成長していく子供の姿に自分を顧みるのであった。夫婦は家庭の幸福を味わった。翌日、みさ子の父が上京、彼女は父の説得で帰ることになった。三平は三千円を返してもらい、それを文子夫人に渡した。

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1960年7月下旬号

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