男性      女性

※各情報を公開しているユーザーの方のみ検索可能です。

NEWS

KINENOTE公式Twitter

太陽を抱け

  • たいようをだけ
  • ----
  • ----


  • 平均評点

    62.3点(6人)

  • 観たひと

    14

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル コメディ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/6/15
上映時間 101分
製作会社 宝塚映画
配給 東宝
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
メディアタイプ フィルム
音声 疑似ステレオ
上映フォーマット 35mm

スタッフ

監督井上梅次 
脚本赤坂長義 
蓮池義雄 
京中太郎 
製作杉原貞雄 
撮影岡崎宏三 
美術近藤司 
音楽多忠修 
録音中川浩一 
照明下村一夫 
編集庵原周一 
衣裳デザイン静間瞳 
助監督高野昭二 
構成振付県洋二 

キャスト

出演宝田明 森山忠
高島忠夫 千葉隆彦
神戸一郎 塚本俊平
雪村いづみ 津村洋子
朝丘雪路 邦千香子
環三千世 塚本みち子
有島一郎 中原正三郎
伊藤春美 中原照子
加東大介 津村恭介
野辺小百合 三条真理
久慈あさみ 三条節子
松原貞夫 水野秀男
浜村美智子 花世
多々良純 柴田
有木山太 椎名
立原博 大久保
柳沢真一 松本京一
大江真砂夫 関口
瀬川恭助 山本
吉川雅恵 アパート管理人の小母さん
京まゆみ バーの女A
扇谷恵美子 バーの女B
河村朱美 バーの女C

解説

赤坂長義・蓮池義雄・京中太郎の共同脚本を、「勝利と敗北」の井上梅次が監督した青春喜劇。「第三波止場の決闘」の岡崎宏三が撮影した。パースペクタ立体音響。

あらすじ

チューリップ座は解散するハメになった。お別れ公演を終えた一同は、踊子真理の姉・節子の案内でバーに出かけた。そこで、オリオン・レコード文芸課長の中原と知り合った。痛飲した彼は、就職などはまかしておけと胸をたたいた。演出・作曲家の森山とドラムの塚本はご機嫌だった。翌朝寝坊した二人は、強引に自家用車を停めて中年紳士に頼みこみ、それに乗ってオリオン・レコードへ急行した。が、中原はバンドマンの採用は作曲家兼バンドマスター椎名の権限で決まると無責任な態度だった。ようやく、テストだけは受けられることになった。高級車に乗せてくれた紳士が現われた。津村社長だったのだ。今朝の精神はよろしいと、彼らは採用された。森山と塚本の他に、歌手志望の千香子、サックスの千葉らが採用された。「オリオン・スターズ」が編成された。椎名が作曲したモダンな流行歌の譜面を見た森山は、自作の曲のモチーフが歌謡曲調にアレンジされたので怒った。ムシャクシャした森山、千葉、塚本のグループはウサ晴らしに音楽喫茶「ビート」で飛入り演奏した。帰途、椎名に誘惑されて逃げて来た千香子を救った。津村社長はジャズ畑に進出する方針を発表した。森山の新曲“恋の急行列車”を売り出すことに決まった。これには社長令嬢洋子の推薦があった。日本劇場の夏の踊りで“恋の急行列車”が企画され、昔のチューリップ座連中の応援を頼み、森山の指揮で幕を開けたこのショーは成功した。千葉は洋子が好きだったが失恋し、今度は千香子の美しさにひかれ、強引にプロポーズして承諾させた。これをみた森山は洋子の家を訪ね、いきなり接吻したが、平手打ちをくった。“恋の急行列車”のヒットに治まらない椎名らは、太平洋電器の関口と結托し、オリオンを吸収合併する計画をたてた。創立十周年祝賀会の酒宴で、中原は熱弁をふるい陰謀を暴露した。津村社長は、太平洋電器の社長と腹をわって相談し、対等の条件で出資を請った。関西に転勤させられそうになった中原も取消しになり、節子と結ばれた。森山と洋子、千葉と干香子が結ばれるのも間近い。

関連するキネマ旬報の記事

1960年8月上旬号

日本映画批評:太陽を抱け

1960年7月上旬夏の特別号

日本映画紹介:太陽を抱け