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命との対決

  • いのちとのたいけつ
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  • 平均評点

    44.4点(5人)

  • 観たひと

    7

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    0

基本情報

ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/3/13
上映時間 76分
製作会社 松竹・京都
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督酒井辰雄 
脚本鈴木兵吾 
製作小糸章 
撮影倉持友一 
美術水谷浩 
音楽鈴木静一 
録音福安賢洋 
照明一瀬与一郎 
編集天野栄次 

キャスト

出演森美樹 大江卓
安井昌二 大江勉
水原真智子 ゆかり
有沢正子 衿子
永田光男 柴田五郎
藤田功 ジプシーの政
西田智 次郎
本田一男 さぶたち
池徹 さぶたち
小坂章二 さぶたち
条ちづる ズベ公
美村典子 ズベ公
北川昌枝 ズベ公
永井三津子 ズベ公
早苗由香 ズベ公
富本民平 竹下神父
中田耕二 楠田
滝裕児 加山
中原伸 山崎
丸田公 真吉
田村保 ポン引フクスケ
木暮瑛 殺し屋
玉島愛造 下級船員
滝沢ノボル 日雇人夫
春日昇 バーテン
草島競子 居酒屋のおかみ
笹川富士夫 旅館の男
石井富子 キャバレーの女
岸洋子 キャバレーの歌手
南泰介 柴田の乾分
毛利二郎 柴田の乾分
宮城稔 柴田の乾分

解説

「抱寝の長脇差」の共同執筆者・鈴木兵吾のオリジナル・シナリオを、「太陽に背く者」の酒井辰雄が監督した、兄弟愛を中心にしたアクション・ドラマ。撮影は「江戸の顔役」の倉持友一が担当した。

あらすじ

港町神戸。キャバレー・エトワールの持主柴田は、麻薬業者のボスとして顔を売っていた。彼の情婦ゆかりは、流れ者のやくざ大江勉とただならぬ関係にあった。ある夜、恋人の衿子が勤め先の店をやめて彼を頼ってきた。しかし、勉はゆかりに夢中で衿子を追い返してしまった。路上に倒れた衿子は、大江卓という牧師に助けられた。翌朝、眠りからさめた衿子は、医者の診断によって身ごもっていることを大江に知らされた。卓は相手の男をたずね、やがて勉と会った。勉は卓が以前から探し求めていた弟だったのだ。勉は反抗した。卓は昔やくざに身をもちくずし、勉の修学を妨げ、果ては母親を死にまで追いやった古傷を持っていた。卓は衿子にすべてを打明け、二人で勉を救おうと誓った。が、勉は狂暴で衿子に乱暴を働いた。ショックを受けた衿子は、ゆかりと踊っていた勉を刺そうとしたが、勉にほうり出された。だが、翌日勉は教会を訪れ、衿子に謝まると共に札束を掴ませて消えた。一方ゆかりは、柴田を殺すよう勉を誘った。エトワールの店と金を握ろうというのだ。勉を卓が迎えに来る。勉はまだ意地をはって帰ろうとしなかった。と、裏切者ゆかりを殺した柴田が勉に挑戦してきた。数刻後、夜霧の波止場で対決する勉と柴田。拳銃の音。柴田は倒れた。柴田の幹分を倒してやって来た、卓も倒れた。死んだ兄に勉は再起を誓った。

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