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次郎物語(1960)

  • じろうものがたり
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  • 平均評点

    66.0点(6人)

  • 観たひと

    8

  • 観たいひと

    2

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960/3/4
上映時間 75分
製作会社 松竹大船
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ シネスコ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督野崎正郎 
脚色館岡謙之助 
原作下村湖人 
製作植野哲雄 
撮影森田俊保 
美術熊谷正雄 
音楽加藤三雄 
録音妹尾芳三郎 
照明須藤清治 
編集杉原よ志 

キャスト

出演伊藤雄之助 本田俊亮
水戸光子 妻お民
谷田光久 長男恭一
中森康博 次男次郎
下河原潤 三男俊三
浦辺粂子 祖母
小川虎之助 正木の祖父
吉川満子 正木の祖母
土紀洋児 正木謙蔵
三谷幸子 妻お延
篠原早苗 長女久子
桜むつ子 お浜
中根さゆり 長女お兼
奈良田厚子 次女お鶴
永井達郎 青木医師
大塚君代 妻文子
十朱幸代 娘春子
河口雄三 息子竜一
英百合子 お糸婆さん
大鵬 孫大豊
石黒照信 鉄五郎
山路義人 父庄八

解説

下村湖人の原作を、「明治大帝と乃木将軍」の館岡謙之助が脚色、「聖女と拳銃」の野崎正郎が監督したおなじみの物語。次郎には“こじか座”の中森康博が起用されている他、大鵬関が特別出演している。撮影は「痛快なる花婿」の森田俊保。

あらすじ

昭和二年、次郎は九歳になった。彼には兄・恭一、弟・俊三の兄弟がいたが、母・お民の乳が足りぬため、今までお浜の許へ里子に出されていたのだった。兄弟は「士族」の子らしく成長したが、次郎は「庶民」の子に育っていた。そのため、祖母や母に冷たく扱われた。次郎の味方になってくれるのは、父と飯たきのお糸婆さんだった。学校からの帰り道、次郎はお糸婆さんの家をさがしている関取に会った。病気で親類に帰っているお糸婆さんの許に案内した。関取は大豊といい、お糸の孫だった。大豊も次郎と同じく里子だった。里子でもこんなに大きく強くなれると知って次郎は嬉しかった。翌日、恭一が悪童の鉄五郎にいじめられているのに会い、次郎は飛びかかった。次郎は怪我をした。青木医院の春子がとてもやさしくしてくれた。次郎の父は他人の連帯保証をして、その請判のことから家を整理しなければならなくなった。そんなことが重なり、母は病気になった。次郎は真剣に看病した。だが、次郎の看病の甲斐もなく、お民は死んでしまった。次郎は泣きながらも、お浜に正直な立派な人になると約束した。

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